遮熱効果を感じない?窓の向きと性能の関係|トータスエステート 本店|広島市安佐北区
2025年8月7日
方角別の窓性能と暑さ対策ポイントを解説
【目次】
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1.はじめに
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2.なぜ「遮熱効果がない」と感じるのか
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3.窓の向きが暑さに与える影響
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4.方角別の暑さの特徴と対策ポイント
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5.遮熱性能の高い窓の選び方
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6.まとめ
1.はじめに
夏の強い日差しに悩んで、「せっかく遮熱ガラスを入れたのに、あまり涼しくならない…」と感じていませんか?
遮熱ガラスや遮熱フィルムを使っても、効果をあまり感じられないことがあります。
理由は単に窓の性能だけではなく、窓の向き(方角)によって日射(太陽光の直接照射)の量や時間帯が変わるからです。
本記事では、方角ごとの暑さの違いと、それぞれに合った窓性能や対策についてわかりやすく説明します。
2.なぜ「遮熱効果がない」と感じるのか
遮熱ガラスや遮熱フィルムを使っていても、暑さが変わらないように感じる原因は主に次のような点です。
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●窓の方角に合った対策をしていない
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●断熱(熱を逃がさない力)が十分でない
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●カーテンや庇(ひさし)など、窓まわりの工夫が不足している
特に見落とされがちなのが、窓の向きによる日射の違いです。
同じ遮熱性能の窓でも、東向きと西向きでは暑さの感じ方が大きく異なります。
3.窓の向きが暑さに与える影響
太陽は朝に東から昇り、昼は南に位置し、夕方に西に沈みます。
この動きにより、窓への直射日光の当たり方は方角ごとに異なります。
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・東向きの窓:朝日が当たり、早朝から室温が上昇しやすい
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・南向きの窓:一日を通して日差しが強く、真夏は特に厳しい
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・西向きの窓:午後から夕方にかけて強烈な西日が入り、室温が急激に上がる
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・北向きの窓:直射は少ないが、明るさは確保できる。
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ただし周辺の反射や周囲建物の影響で、完全に日差しが入らないわけではありません
こうした違いにより、必要な暑さ対策も窓の向きによって異なります。
4.方角別の暑さの特徴と対策ポイント
~東向きの窓:朝の強い日差しに注意~
朝日が直接入るため、夏は早朝から室温が上がりやすく、寝室や子ども部屋では「目が覚めたときから暑い」と感じることも。
対策ポイント:・遮熱カーテンや遮熱ロールスクリーンを使う
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・遮熱フィルムを内側に貼る
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・窓上に小さな庇(ひさし)をつけて日差しを遮る
~南向きの窓:一年中日差しが多い~
冬は日差しで暖かく過ごせる反面、夏は一日中強烈な直射日光が入り、室温が高くなります。
対策ポイント:・遮熱性能の高い Low‑E 複層ガラス(※)を選ぶ
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・外付けのすだれやオーニング(日よけ)で日差しを防ぐ
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・夏期だけ日射遮蔽を強化し、冬は日射を取り込むよう、使い分けると効果的
※Low‑E ガラス:薄い金属膜をガラスにコーティングした省エネガラス。
日射熱を反射し、夏の遮熱・冬の断熱効果があります。
~西向きの窓:夕方の強烈な西日に注意~
午後から夕方にかけて直射日光が入りやすく、その時間帯は室温が急上昇。
冷房も効きにくく、電気代が高くなる可能性があります。
対策ポイント:・遮熱タイプの Low‑E ガラスを優先的に使う
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・外付けブラインドやルーバーで西日カット
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・反射型の遮熱フィルムも効果あり
~北向きの窓:暑さは少ないが油断禁物~
直射日光が入りにくいため、比較的涼しい印象がありますが、夏の外気温や周囲環境によっては熱が伝わり室温が上がることもあります。
対策ポイント:・断熱性能を重視した複層ガラスを選ぶ
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・窓枠や隙間からの熱の出入りを防ぐ気密対策を行う
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・場合によっては遮熱も併せて検討(窓の大きさや周囲条件次第)
5.遮熱性能の高い窓の選び方
遮熱性・断熱性を高めるためには、ガラスとサッシ(窓枠)の両方をチェックすることが重要です。
複層ガラス(ペアガラス)+ Low‑E 膜
2枚のガラスで空気層やアルゴンガスを挟んだ構造で、熱の移動を抑えます。
さらに、Low‑E ガラスを使うことで、以下のように性能を使い分けられます:
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👆遮熱タイプ:夏の日差しを反射して室温の上昇を防ぐ
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👆断熱タイプ:室内の熱を逃がさず、冬に暖かく保つ
窓の向きに応じて、遮熱重視か断熱重視かを選ぶと快適性が高まります。
6.まとめ
遮熱効果を感じられない場合、まず「窓の向き」を見直すことが重要です。
方角ごとの特徴と対策のポイントは次の通り:
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・東向き:朝日対策を徹底
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・南向き:夏の日射に備えつつ、冬の日射取得とのバランスを考える
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・西向き:夕方の西日をきちんと遮断
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・北向き:断熱重視+必要に応じて遮熱も検討
窓の向きに合わせて、適切な Low‑E 複層ガラス や 樹脂サッシ、そして 外付け日よけやカーテン を組み合わせることで、夏の室内温度を抑え、冷房効率を上げられます。
また、メーカーが混同しがちな「遮熱性能」「断熱性能」の表示(SHGC:遮蔽係数 や U 値:熱貫流率)も、選定時には数値で確認すると安心です。
住宅の快適さは、窓の性能と向きをバランスよく設計することで実現できます。お住まいの窓の状態をぜひこの機会に見直してみてください。
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