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夜間侵入を防ぐ外構照明の 「照度・配置・影」の考え方|吉村硝子|松山市

2026年1月2日

明るければ安心、は大きな誤解です

「開口一番!」吉村硝子です。
 

「防犯のために外構照明を付けたのに、なんとなく不安が残る」
「夜になると、かえって死角が増えている気がする」

こうした声は、実はとても多く聞かれます。

 

夜間の侵入対策において、外構照明は防犯カメラ以上に重要な役割を果たします。
しかし、ただ明るくすれば良いわけではありません。

 

防犯性を左右するのは、
照度(明るさ)・配置(置き場所)・影(でき方)
この3つのバランスです。

 

今回は、
✔ 夜間侵入者が嫌がる照明環境とは何か
✔ 逆に「侵入者に有利」になってしまう照明の失敗例
✔ 愛媛の住宅環境で注意すべきポイント

を、分かりやすく解説します。

 

《目次》

  1. 1. なぜ外構照明は防犯対策として重要なのか

  2. 2. 夜間侵入者が最も嫌うのは「明るさ」ではない

  3. 3. 防犯照明の基本① 照度(しょうど)の考え方

  4. 4. 明るすぎる照明が防犯性を下げる理由

  5. 5. 防犯照明の基本② 配置(はいち)の考え方

  6. 6. 侵入経路を断つ「点」ではなく「線」の照明

  7. 7. 防犯照明の基本③ 影(かげ)のコントロール

  8. 8. 影が生む“完全な死角”の危険性

  9. 9. 愛媛県の住宅で特に注意したい外構照明計画

  10. 10. 照明・防犯・生活のバランスを取る設計とは

  11. 11. まとめ~夜の外構は「見せる防犯」が正解~

 

 

【1. なぜ外構照明は防犯対策として重要なのか】

侵入犯罪の多くは、
「人に見られにくい家」を狙って行われます。

 

夜間においては、

  • ● 暗くて人目につかない

  • ● 侵入しても気づかれにくい

  • ● 作業していても見えにくい

こうした条件が揃う家ほど、狙われやすくなります。

 

外構照明の役割は、
👉 侵入を物理的に防ぐことではなく、心理的に諦めさせること

つまり、
「この家は目立つ」「見られる」「やりにくい」
と思わせることが最大の目的です。

 

 

【2. 夜間侵入者が最も嫌うのは「明るさ」ではない】

意外に思われるかもしれませんが、
侵入者が最も嫌うのは「明るさ」そのものではありません。

 

最も嫌がるのは、

  • ● 自分の姿がはっきり見えること

  • ● 動きが周囲から分かること

  • ● 逃げ道まで照らされていること

 

つまり、
「行動が可視化される環境」です。

ここで重要になるのが、
照度・配置・影のバランスなのです。

 

 

【3. 防犯照明の基本① 照度(しょうど)の考え方】

《■ 照度とは?》

照度(しょうど)とは、
「どれくらいの明るさが地面や物に届いているか」を示す数値です。
単位は「ルクス(lx)」で表されます。

 

例として、

  • ● 月明かり:1〜5lx

  • ● 街灯の下:10〜20lx

  • ● 玄関周りの防犯照明:20〜50lx程度

が目安になります。

 

《■ 防犯で重要なのは「必要十分」》

防犯照明では、

  • ● 明るすぎない

  • ● 暗すぎない

必要十分な照度が重要です。

 

理由は、明るすぎると次の問題が起こるからです。

 

 

【4. 明るすぎる照明が防犯性を下げる理由】

一見矛盾しているようですが、
強すぎる照明は防犯性を下げることがあります。

 

《● 眩しさによる視認性低下》

照明が強すぎると、
人の目は明るい部分に順応してしまい、
周囲の暗部がより暗く見えます。

 

結果として、

  • ● フェンスの裏

  • ● 植栽の陰

  • ● 建物の凹み

といった死角が強調されてしまいます。

 

《● 侵入者の“隠れ場所”を作る》

明暗差が激しいほど、
影はより濃く、深くなります。

 

これが「影の溜まり場」となり、
侵入者にとっては都合の良い環境になるのです。

 

 

【5. 防犯照明の基本② 配置(はいち)の考え方】

照明は、
どこに付けるかで防犯効果が大きく変わります。

 

よくある失敗は、

  • ● 玄関だけ明るい

  • ● 門柱だけ照らしている

  • ● 庭の一部だけが明るい

という「点の照明」です。

 

 

【6. 侵入経路を断つ「点」ではなく「線」の照明】

防犯で意識すべきなのは、
侵入者の動線(どうせん)です。

※動線=人が移動する経路のこと

 

侵入者は、

  • ● 塀沿い

  • ● 建物の側面

  • ● 勝手口周辺

といった“線”で移動します。

 

そのため、防犯照明は、

  • ● アプローチ

  • ● フェンス沿い

  • ● 建物外周

連続的に照らす配置が効果的です。

 

「歩くと常に照らされる」
この状態を作ることが、防犯の基本です。

 

 

【7. 防犯照明の基本③ 影(かげ)のコントロール】

防犯照明で最も見落とされがちなのが
影の存在です。

 

影は必ずできます。
重要なのは、
👉 どこに、どんな影ができるか

です。

 

 

【8. 影が生む“完全な死角”の危険性】

次のような場所は、影が溜まりやすい要注意ポイントです。

  • ● フェンスと地面の境目

  • ● 植栽の裏側

  • ● 門柱の背面

  • ● 建物の凹凸部分

これらを1灯の強い照明で照らすと、
反対側に濃い影が生まれます。

 

対策としては、

  • ● 照明を分散配置する

  • ● 下から照らす補助照明を使う

  • ● 光の向きを交差させる

といった方法が有効です。

 

 

【9. 愛媛県の住宅で特に注意したい外構照明計画】

愛媛県は、

  • ● 郊外型住宅が多い

  • ● 夜間の周囲が暗いエリアが多い

  • ● 敷地が比較的広い

という特徴があります。

 

そのため、

✔ 玄関だけ明るくても意味がない
✔ 敷地境界が暗いままになりやすい

という傾向があります。

 

特に、

  • ● 側面通路

  • ● 勝手口

  • ● 裏庭

は、重点的な照明計画が必要です。

 

 

【10. 照明・防犯・生活のバランスを取る設計とは】

防犯だけを優先すると、

  • ● 眩しすぎる

  • ● 落ち着かない

  • ● 近隣への光害(ひかりがい)になる

という問題も出てきます。

※光害=必要以上の光が周囲に悪影響を与えること

 

理想は、

  • ● 普段はやさしい明るさ

  • ● 人が近づくと存在が分かる

  • ● 不審者は目立つ

そんな生活と防犯を両立する照明計画です。

 

 

【11. まとめ~夜の外構は「見せる防犯」が正解~】

夜間侵入を防ぐ外構照明で重要なのは、

  • ● 照度:明るすぎない、暗すぎない

  • ● 配置:点ではなく線で考える

  • ● 影:死角を作らない

この3点です。

「照明=明るくするもの」ではなく、
「人の行動を見せるもの」と考えることで、
外構照明は強力な防犯対策になります。

 

「どこに照明を付ければいいか分からない」
「今の外構照明で防犯になるのか不安」

 

そんなときは、
照度・配置・影まで考えた外構照明計画ができる専門店、吉村硝子に相談することが、
遠回りに見えて一番の近道です。

夜の外構は、見えない部分こそ、差が出ます。

 

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