冬の快適性は「空気」より「表面温度」が重要な理由|吉村硝子|松山市
2026年1月2日
暖房をつけても寒い家の“本当の原因”を専門的に解説
「暖房をつけているのに、なぜか足元が寒い」
「室温は20℃あるのに、快適とは言えない」
冬になると、そんな違和感を感じたことはありませんか?
多くの方は「部屋が寒い=空気が冷たい」と考えがちですが、実はそれだけが原因ではありません。
冬の住まいの快適性を大きく左右しているのが、壁・床・窓といった“表面温度”です。
今回は、
✔ なぜ空気温度だけでは寒さは解決しないのか
✔ 表面温度が体感温度に与える影響
✔ 愛媛の住宅で寒く感じやすい本当の理由
を、理論と仕組みからわかりやすく解説します。
「暖房を強くしても寒い家」の原因を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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1. 「室温は20℃なのに寒い」その違和感の正体
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2. 快適性を左右する2つの温度「空気温度」と「表面温度」
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3. 表面温度が低いと、なぜ寒く感じるのか
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4. 体感温度を決める「平均放射温度(MRT)」とは
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5. 冬の住宅で表面温度が下がりやすい場所
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6. 愛媛の住宅で多い「表面温度が低い家」の特徴
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7. 表面温度を上げると、なぜ暖房効率が良くなるのか
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8. 内装建材が表面温度に与える影響
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9. 冬の快適性を高めるために本当に考えるべきポイント
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10. まとめ~冬の寒さ対策は「空気」ではなく「面」で考える~
【1. 「室温は20℃なのに寒い」その違和感の正体】
冬になるとよく聞くのが、
「暖房をつけて室温は20℃あるのに、なぜか寒い」
という声です。
実はこの違和感、感覚の問題ではありません。
原因は、多くの場合「空気温度」だけを見て、
「表面温度」が考慮されていないことにあります。
👉 冬の快適性は
温度計の数字 ≠ 人が感じる暖かさ
なのです。
【2. 快適性を左右する2つの温度「空気温度」と「表面温度」】
《空気温度とは?》
部屋の空気そのものの温度です。
一般的な温度計やエアコン表示は、これを示しています。
《表面温度とは?》
壁・床・天井・窓など、
人が接している、または向き合っている面の温度のことです。
人は空気だけでなく、
周囲の「面」からも熱の影響を受けています。
【3. 表面温度が低いと、なぜ寒く感じるのか】
ここで重要になるのが、放射(ほうしゃ)という熱の伝わり方です。
《放射とは?》
触れなくても、
温度の高いものから低いものへ熱が移動する現象です。
例えば、
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● 冬に冷たい壁の近くに立つと寒い
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● 窓際に行くと急に冷える
これは、
体の熱が冷たい壁や窓に奪われている状態です。
👉 空気が暖かくても、
周囲の表面温度が低いと、体は熱を失い続けます。
【4. 体感温度を決める「平均放射温度(MRT)」とは】
専門的な指標として、
平均放射温度(MRT:Mean Radiant Temperature)があります。
《平均放射温度(MRT)とは?》
人を取り囲む壁・床・天井・窓などの
表面温度を平均した値です。
実は、人の体感温度は
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● 空気温度
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● 平均放射温度
この 2つの平均 に近いと言われています。
《例》
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● 空気温度:20℃
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● 壁・窓の表面温度:14℃
→ 体感温度は 約17℃程度
これが「寒い」と感じる理由です。
【5. 冬の住宅で表面温度が下がりやすい場所】
特に冬に表面温度が下がりやすいのは、
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● 窓ガラス
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● 窓周辺の壁
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● 北側の外壁面
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● 床(特に1階)
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● 天井裏断熱が弱い部分
これらが多い家ほど、
空気は暖かいのに寒い家になります。
【6. 愛媛の住宅で多い「表面温度が低い家」の特徴】
愛媛県は全国的に見ると、
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● 冬の外気温は比較的穏やか
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● しかし断熱性能が低い住宅が多い
という特徴があります。
その結果、
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● 「そんなに寒くならないから」と断熱対策が弱い
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● 表面温度が上がらない
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● 暖房を強くしても寒い
というケースが非常に多く見られます。
👉 愛媛では
空気温度よりも表面温度対策が重要になりやすいのです。
【7. 表面温度を上げると、なぜ暖房効率が良くなるのか】
表面温度が上がると、
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● 体から奪われる熱が減る
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● 放射による冷えが減少
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● 同じ室温でも暖かく感じる
つまり、
設定温度を下げても快適になります。
これは、
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● 光熱費削減
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● 暖房過多の防止
にも直結します。
【8. 内装建材が表面温度に与える影響】
内装建材は、
「断熱材ではないから関係ない」と思われがちですが、
実は表面温度に大きく関与します。
《内装建材が影響する理由》
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● 熱を伝えやすいかどうか(熱伝導)
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● 表面の蓄熱性
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● 湿度との関係
特に、
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● 調湿建材
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● 木質系仕上げ材
は、表面温度の安定に寄与します。
👉 断熱+内装仕上げの組み合わせが重要です。
【9. 冬の快適性を高めるために本当に考えるべきポイント】
冬の寒さ対策で重要なのは、次の視点です。
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① 室温だけで判断しない
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② 冷たい面を減らす
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③ 表面温度を下げない工夫をする
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④ 空気を暖めすぎない
「暖房を強くする」のではなく、
「寒く感じさせない環境をつくる」ことが本質です。
【10. まとめ~冬の寒さ対策は「空気」ではなく「面」で考える~】
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● 人は空気だけで暖かさを感じていない
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● 冬の快適性は「表面温度」に大きく左右される
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● 表面温度が低いと、室温が高くても寒い
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● 愛媛の住宅では特にこの傾向が強い
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● 断熱・建材・空間全体で考えることが重要
冬の住まいを本当に快適にする第一歩は、
温度計ではなく「住まいの面」に目を向けることです。
冬の寒さ対策は、
「暖房を足すこと」ではなく、
「寒く感じさせない住まいにすること」が重要です。
マド本舗 吉村硝子では、
✔ 室温と体感温度のズレの原因整理
✔ 窓・内装・建材を含めた表面温度の考え方
✔ 愛媛の気候に合った現実的な寒さ対策
を、開口部と住環境を熟知した専門店の視点でご提案しています。
「なぜこの家は寒いのか?」
「暖房を替える前に、見直すべきポイントは?」
そんな疑問があれば、ぜひ一度ご相談ください。
数字だけに頼らない、“本当に快適な冬の住まい”を一緒に考えましょう。
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