節電の決め手は窓と玄関!|吉村硝子|松山市
2025年8月10日
省エネリフォームで電気代もお得にする方法とは?
近年、電気代の高騰やエネルギー問題への関心が高まる中、「家の中の暑さ・寒さ対策」として注目されているのが“窓”と“玄関”の省エネリフォームです。実は、住宅の熱の出入りの多くが「窓」と「玄関」から。
だからこそ、ここを断熱・遮熱仕様に変えることで、冷暖房効率がアップし、結果的に電気代の節約にもつながります。
今回は、節電効果を高めるための窓・玄関リフォームのポイントや補助金制度の活用方法まで解説します。
《目次》
【1. なぜ窓と玄関が節電のカギになるのか?】
家の中の温度を快適に保つには、冷暖房機器に頼るだけでなく、「外からの熱の侵入」や「室内の熱の流出」を防ぐことが重要です。
その中でも、最も“熱の出入り”が多いのが「窓」と「玄関」。
壁や屋根と比べて断熱性が低いため、外気温の影響を受けやすいのです。
特に夏場は、日差しによる熱(太陽光の輻射熱)が窓から入り込み、室温を一気に上昇させます。
逆に冬場は、室内の温まった空気が窓や玄関から逃げていってしまいます。
つまり、窓や玄関の性能を上げることで、冷暖房の効率がぐっと上がり、結果的に電気代の節約=節電につながるのです。
【2. 熱の出入りが多い場所トップは「窓」】
環境省の調査によると、一般的な住宅において、冬の暖房時に外へ逃げる熱の約58%は“窓”から。
夏の冷房時に室内に入ってくる熱も約73%が“窓”からといわれています。
これほどまでに熱の移動が多いにもかかわらず、古い住宅では「単板ガラス(1枚ガラス)」の窓が使われているケースが多く、断熱性が低いのが現状です。
《断熱窓の種類とは?》
節電対策として有効な窓のリフォームには、以下のような方法があります。
-
複層ガラス(ペアガラス):ガラスが2枚あり、その間に空気層がある構造で、断熱性・遮熱性に優れます。
-
Low-E複層ガラス :Low-E(低放射)金属膜をコーティングした複層ガラスで、夏は日射熱をカットし、冬は室内の熱を逃がしにくくします。
-
内窓(二重窓) :既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付けて二重構造にする方法で、比較的施工が簡単です。
こうした断熱窓に交換することで、外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房効率がアップ。
結果的に電力消費量を削減することができます。
【3. 玄関も“すき間風”の原因に!?断熱化の重要性】
玄関ドアもまた、熱の出入りのポイントです。
古い木製ドアやアルミ製ドアは、断熱材が入っていないものも多く、冬場は冷気が、夏場は熱気がダイレクトに伝わってきます。
また、玄関ドアの“すき間”から入る空気も見逃せません。
このすき間風が、室内の温度を下げたり上げたりする要因になっています。
《断熱性能の高い玄関ドアとは?》
現在の高性能玄関ドアには、以下のような特徴があります。
-
ドア内部に断熱材が内蔵されている(発泡ウレタンなど)
-
枠や開閉部の気密性が高い(パッキンやモヘア材を使用)
-
断熱性能の指標(熱貫流率:U値)が明確に示されている
断熱玄関ドアに交換することで、エアコンの効きもよくなり、電力の使用量を抑えることができます。
【4. 節電につながるリフォームの選び方】
省エネリフォームを行う際は、製品の性能だけでなく、「住まいの断熱のバランス」も考慮しましょう。
窓だけ新しくしても、玄関からの熱の出入りが多ければ節電効果が半減してしまいます。
逆もまた然り。
両方をバランスよく見直すことが、省エネ効果を最大化させるポイントです。
《リフォーム選びのポイント》
-
断熱性能の高い窓と玄関をセットで検討する
-
既存の窓には内窓設置がコスパ高くおすすめ
-
窓に日射遮蔽対策(外付けシェードやブラインド)も併用する
【5. リフォーム費用の補助金制度も充実】
2025年現在、「先進的窓リノベ2025事業」や「子育てエコホーム支援事業」など、窓や玄関の省エネリフォームに対して補助金が支給される制度が複数あります。
たとえば…
-
・内窓の設置で1窓あたり数万円の補助金
-
・断熱玄関ドアへの交換で1ヶ所あたり最大7万円程度の補助金
こうした制度を上手に活用することで、実質のリフォーム費用はぐっと下げることができます。
補助金の申請には、対象製品の使用や事前申請など条件があるため、リフォーム会社に相談するのが安心です。
6. 実際にどれくらい電気代が安くなる?
断熱性を高めた住宅では、冷暖房の効率が上がり、月々の電気代に確かな差が生まれます。
《モデルケース》
築30年の住宅で、単板ガラスの窓をすべてLow-E複層ガラスに変更し、玄関ドアを断熱ドアにリフォームした場合…
-
冷暖房費の年間削減額:約2〜3万円
-
電力使用量の削減:約15〜20%
つまり、長い目で見ればリフォーム費用の元が取れるどころか、環境負荷の低減にも貢献できます。
【7. まとめ:今こそ、窓と玄関から始める省エネ生活】
電気代の高騰や地球環境への配慮が求められる今、私たちができる“身近な省エネ”の第一歩は、「住まいの熱の出入り口」である窓と玄関を見直すことです。
断熱性能の高い窓や玄関ドアへの交換は、冷暖房効率を改善し、節電・快適性アップ・光熱費の削減と、まさに一石三鳥のリフォーム。
補助金を活用すれば、コストも抑えてリフォームが可能です。
ぜひこの夏・この冬を前に、窓と玄関の省エネリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?
🔶 窓・玄関の断熱リフォームで、光熱費をグッと節約しませんか?
リフォームのご相談や、補助金の活用サポートは当店までお気軽にどうぞ!
\ 無料見積り・補助金の対象製品のご案内も承ります /
LINEからもお問い合わせOK✨
時間を気にせず“サクッ”とお問い合わせ可能です😉


お気軽にお問い合わせください
- お電話でのお問い合わせ
(営業時間内での受付) -
089-979-1166
- メールでのお問い合わせ
(24時間受付中) -
お問い合わせ
無料相談フォーム
営業時間
9:00~17:00 事務所営業は8:30~17:30までです。準備等の関係で時間を変更して記載おります。電話対応は可能です。
定休日
土曜日 日曜日 祝日 年末年始 夏季休暇
