マンションなどでありがちな『引違い+FIX』連窓。内窓つけるなら?|スリースター|京都市右京区
2026年2月20日
サッシ屋の間でも意見が割れそうな話。 引違い+FIXの連窓に内窓をつけるならどっちに?
引違い+FIX連窓。
マンションでは本当によくある形状です。
連窓(れんそう)というのは、名前のとおり、2つの窓を方立(ほたて)という部材でつなげて、1箇所の開口に設置しているものをいいます。
横につなげるのが連窓です。
横材(無目(むめ))で上下につなげるものは段窓(だんそう)といいます。
連窓の典型的な形状が

こういう感じです。
このような窓に『内窓をつけたい!!』というリクエストは、年間に10例ぐらいは頂きます。
さて、内窓を設置する場合、どのようにするのがよいのでしょうか?
他社さんの施工事例などを見ていると、もとのサッシと同じ形状、つまり、引違い窓+方立+FIX窓という形で実施されていることが多いようです。
一方、当店では、このような場合、窓を1窓として見て、3枚建で内窓を取り付けすることが多いです。
3枚建(上の写真の場合は赤枠のパターン)

もちろん、お施主様に選択肢を提示し選んで頂くのですが、私の考えるメリットとデメリットをそれぞれ説明すると、大体の場合、『じゃあ、3枚建てでお願いします』という結論になります。
ということで、それぞれのメリットを見ていきましょう。
【引違い+方立+FIXの連窓にする場合のメリット】
1)補助金は2窓分として出る
2)寸法製作範囲外となることはほぼない
3)考え方としては既存サッシ姿をそのままうつすのでシンプルで採寸ミスしにくい
【3枚建のメリット】
1)FIX窓の前の内窓は建具が動くので、外のガラスも、内側のガラスの裏側も掃除ができる
2)外窓と内窓の間の空間の掃除ができる
3枚建にするメリットは基本的に掃除ができるということだけです。
補助金は1窓分しか出ないし、採寸はちょっとだけ面倒だし、FIX部の縦横バランスが縦長すぎたら作れないこともあるしで、デメリットもそれなりにあります。
ただ、『普段通りに掃除ができる』ことだけが強みです。
でも、それはかなり大きな要素なのです。
内窓のFIXのガラスは取り外しができます。
でも、普段の生活の中で、10kg、20kgになるガラスを外してまで掃除するでしょうか?
しかもガラスを外すには、外れどめのビスを緩め、把手を取り付けないといけません。
ガラスの取り扱いに慣れてない方が外すのは、かなりハードルが高いと私は思っています。
外窓と内窓の間は、どれだけ狭くても、必ず隙間ができます。隙間無しで取り付けすることはまずありえません。

この隙間から、手はおろか、掃除機のノズルも大体入りません(1~3cm程度になることが多いと思います)。
そして、ホコリや蜘蛛、なんならゴキブリもこの隙間から入れますが、どうでしょうか?
クモの巣が張っているのに簡単に掃除ができない、というのは辛くないですか?
冒頭の写真の窓のサイズがおおよそ、高さ180cm、引違い幅170cm、FIX50cmぐらいじゃないかと思うのですが、それで一度費用のシミュレーションをしてみました。
商品代としては、3枚建ての方が少し高くなりましたが、施工費は3枚建ての方が安くできますので、大きな料金の差はありません。
連窓の場合、補助金は2窓分受けられますが、引違い大(57,000円)+FIX小(24,000円)の81,000円
3枚建てが4㎡前後ですが、もし特大(4㎡以上)として受けられるなら83,000円なので、窓のサイズ次第では、3枚建てで1窓分受けている方が得になる可能性はありそうです。
ということで、どちらの選択をするかを色々考察してみましたが、いかがでしょうか?
あなたはどちらを選びますか?
丁度最近、このケースで3枚建てを施工した施工事例が以下です。よかったらご参考に。
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