ヒートショックとは?窓リフォームでできる対策と安心な住まいづくり|つくば住生活 石岡店|石岡市
2025年11月18日
寒い季節に要注意!「ヒートショック」を防ぐ窓リフォームのすすめ
冬場になると、ニュースでも耳にすることが増える「ヒートショック」。住宅内の急激な温度差によって起こる健康被害で、高齢者を中心に命に関わるケースも少なくありません。しかし、適切な対策を行うことで、リスクを大幅に減らすことができます。以下に、ヒートショックの基礎知識と、窓リフォームを中心とした効果的な対策をわかりやすく解説します。
■ ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急激な温度変化によって身体に大きな負担がかかる現象のことを指します。特に冬場、暖かいリビングから寒い脱衣所や浴室へ移動した際などに、血圧が急上昇・急下降し、以下の健康リスクが生じることがあります。
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・失神やめまい
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・心筋梗塞
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・脳卒中
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・不整脈

厚生労働省の調査では、冬季の入浴中の事故死は年間1万件を超えるとの報告もあり、交通事故より多いとも言われています。住宅の断熱性能が不十分な場合、各部屋の温度差が大きくなり、ヒートショックの危険性が高まります。
■ なぜ家の中で温度差が生まれるのか?
温度差が発生する大きな理由は、住まいの断熱性能の不足です。特に古い住宅では、以下のような特徴がみられます。
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・窓の断熱性能が低く、熱が逃げやすい
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・脱衣所やトイレには暖房がなく冷えやすい
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・浴室がタイルなどで冷たく、室温が上がりにくい
中でも 「窓」からの熱の出入りは、家全体の約50〜60% を占めると言われ、最も熱が逃げやすい部分です。

そのため、窓リフォームはヒートショック対策として非常に効果的です。
■ ヒートショックを防ぐための主な対策
① 窓リフォームで家全体の断熱性を高める
窓は外気の影響を受けやすく、寒さの大きな原因になります。
効果の高い方法としては以下が挙げられます。
● 内窓(二重窓)の設置
既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付け、断熱性を大幅に向上。冬の冷気を遮断し、部屋間の温度差を縮小します。
● 断熱窓への交換
樹脂サッシ+Low-E複層ガラスなど、断熱性の高い窓に交換することで、熱の流出を約半分以下に抑えることができます。
● サッシの気密改善
古くなったサッシは隙間風の原因に。気密性が高まることで室温が安定し、ヒートショック対策に役立ちます。
② 浴室・脱衣所を暖める
ヒートショックの多くは、暖かいリビングと冷たい脱衣所・浴室との温度差が原因です。
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・脱衣所に暖房器具(壁掛けヒーター等)を設置する
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・浴室暖房乾燥機を導入する
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・入浴前に浴室をシャワーで温めておく
これらの対策により、温度差を軽減し身体への負担を抑えられます。
③ 入浴時の注意点
日常的にできるヒートショック予防も重要です。
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・お湯の温度は41℃以下
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・入浴前に家族に声をかける
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・急に立ち上がらない
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・高血圧・心疾患がある場合は特に注意
これらは小さなことですが、安全な入浴につながります。
■ 窓リフォームはヒートショック対策の要
断熱性を高めることで、家の中の温度差が小さくなり、ヒートショックのリスクを大幅に抑えられます。さらに、暖房効率が向上するため光熱費削減にもつながり、快適性と安全性の両方を実現できます。
■ まとめ
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・ヒートショックは住宅内の急激な温度差によって起こる危険な現象
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・原因の大半は「断熱不足、とくに窓からの熱損失」
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・内窓設置や断熱窓交換は効果的なヒートショック対策
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・脱衣所・浴室を暖める工夫も重要
窓リフォームは、安全で快適な冬の暮らしを支える大切な対策です。
ご自宅の断熱性能に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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