節電しても電気代が下がらない?断熱窓で根本解決!
2025年6月19日
エアコン効率と窓の断熱性能の関係にフォーカス
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1.はじめに:なぜ節電しても電気代が減らないのか
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2.エアコンが頑張りすぎている?
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3.家の「熱の出入り口」は窓だった
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4.断熱窓とは?基本と仕組み
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5.断熱窓の効果:電気代はどれくらい変わる?
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6.まとめ:快適さと節電を両立するために
1. はじめに:なぜ節電しても電気代が減らないのか
電気をこまめに消したり、エアコンの温度設定に気をつけたりしているのに「電気代が下がらない」と感じていませんか?
その原因は、実は“家のつくり”にあるかもしれません。
特に注目すべきは「窓」。
窓の断熱性能が低いと、せっかく冷暖房で調整した室温が、外の空気の影響ですぐに変わってしまい、エアコンが常にフル稼働状態に。結果として電気代が高止まりしてしまうのです。
この記事では、エアコンと窓の関係、そして“断熱窓”という根本解決の方法について、分かりやすく解説します。
2. エアコンが頑張りすぎている?
エアコンは、外の気温と室内の気温に差があるほど、より多くの電力を使って室温を保とうとします。
たとえば、夏に35℃の外気が窓から入り込み、室内を25℃に保とうとすると、エアコンは大量のエネルギーを消費して冷やし続けなければなりません。
これはまさに「見えない電気のムダ遣い」です。
つまり、どれだけエアコンの温度設定を工夫しても、家自体が暑さ・寒さに弱い構造であれば、節電効果は限定的なのです。
3. 家の「熱の出入り口」は窓だった
家の中で最も熱が出入りしやすい場所は「窓」です。
環境省などの資料によると、冬は約6割、夏は約7割の熱が窓を通じて出入りしているとされています。
壁や天井よりも圧倒的に窓が“熱の通り道”なのです。
特に、単板ガラス(1枚ガラス)の窓は、外気の暑さ・寒さをほぼそのまま室内に伝えてしまいます。
これでは、どれだけエアコンを工夫して使っても、部屋はすぐに外気の影響を受けてしまい、結果的に電気代が高くなるという悪循環に陥ります。
4. 断熱窓とは?基本と仕組み
そこで注目されているのが「断熱窓」です。
● 断熱窓とは?
断熱窓とは、外の熱を家の中に伝えにくい構造を持った窓のことです。主に以下のような工夫があります。
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・複層ガラス(二重ガラス):ガラスが2枚あり、その間に空気やガス(アルゴンガスなど)を閉じ込めて、熱の伝わりを抑えます。
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・Low-Eガラス:ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングし、赤外線を反射することで、夏は熱を遮り、冬は暖房の熱を逃がさないようにします。
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・樹脂サッシ:窓枠の素材がアルミではなく樹脂でできており、熱を通しにくいため、窓全体の断熱性能が向上します。
● 断熱窓にする方法
断熱性能を高めるには次の2つの方法があります。
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・窓そのものを断熱仕様のものに交換する
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・今ある窓の内側に「内窓(二重窓)」を設置する
特に内窓の設置は、工事時間が短く、費用も比較的抑えられるため、人気のリフォーム方法です。
5. 断熱窓の効果:電気代はどれくらい変わる?
では、実際に断熱窓にした場合、どれくらいの節電効果が期待できるのでしょうか?
● 電気代が年間1〜3万円下がることも
一般的な住宅で、断熱性の低い窓から高性能な断熱窓へリフォームした場合、年間で1〜3万円程度の電気代が削減されるという試算もあります。
ただし、この効果は、家の広さや地域、窓の面積などによって異なるため、あくまで「目安」として捉えると良いでしょう。
エアコンの稼働が減ることで、無理に温度を下げたり上げたりする必要がなくなり、結果的に身体にもやさしい生活ができます。
● 結露防止・カビ対策にも
断熱窓は冬の結露も大幅に軽減します。結露はカビやダニの原因になりやすく、アレルギーの原因にもなります。断熱窓にすることで、健康面でもメリットがあるのです。
6. まとめ:快適さと節電を両立するために
電気代を節約したいとき、多くの人がまず思いつくのは「こまめに電気を消す」「エアコンの温度を調整する」こと。
しかし、家の断熱性、特に“窓”の性能を見直すことが、根本的な解決につながるのです。
断熱窓や内窓の導入には初期費用がかかりますが、長期的に見れば電気代の節約、健康維持、快適な室内環境の実現と、多くのメリットがあります。
さらに、最近では国や自治体が行っている「断熱リフォーム補助金」などの制度を利用すれば、費用の一部をサポートしてもらえる可能性もあります。補助金制度は時期や地域で条件が異なるため、必ず最新情報をチェックしてみてください。
「節電しているのに電気代が下がらない」と感じたら、一度、家の窓を見直してみましょう。
それが快適でムダのない暮らしへの第一歩になるかもしれません。
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