【2025年版 補助金】結露・カビの原因にも? 夏でも内窓の断熱は重要です
2025年5月7日
冬のイメージが強い結露だが、夏にも起きうる理由と内窓の効果を説明。
目次
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1.はじめに:内窓=冬のもの?という誤解
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2.実は夏も油断できない「結露」
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3.カビ・ダニ・住まいの劣化リスクとは
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4.内窓の断熱効果と結露へのアプローチ
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5.他の選択肢と比較:複層ガラス・真空ガラスとの違い
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6.夏の冷房効率アップで光熱費も節約
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7.結露対策は「内窓+湿度・換気管理」が基本
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8.補助金制度を活用する際の注意点
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9.まとめ:夏の内窓リフォームは快適・健康・節約につながる
1. はじめに:内窓=冬のもの?という誤解
内窓(うちまど)は、「冬の寒さ対策」や「暖房の効率を上げるもの」という印象をお持ちの方が多いかもしれません。しかし、実際には夏の住まい環境にも大きな効果を発揮するアイテムです。
特に注目したいのが、「夏の結露」。冬だけの現象だと思われがちですが、条件が整えば真夏でも発生します。そして、放置するとカビやダニの温床になり、住まいや健康に悪影響を及ぼします。
このコラムでは、夏の結露の原因と内窓の断熱効果、さらに他の窓リフォームの選択肢や補助金情報まで、幅広く丁寧に解説します。
2. 実は夏も油断できない「結露」
結露とは、空気中の水分(湿気)が冷たい面に触れ、水滴として現れる現象です。冬に窓ガラスが曇る現象が代表例ですが、夏にも以下のような条件が揃うと発生します。
◆ 室内が冷えすぎている
エアコンの効いた室内と、蒸し暑い外気との温度差が大きいと、窓の表面温度が下がりすぎてしまい、外気の水分が結露として現れます。
◆ 湿気の多い場所に注意
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・北側や日当たりの悪い部屋
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・キッチン・洗面所・浴室など水まわり
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・風通しの悪い収納やクローゼット
3. カビ・ダニ・住まいの劣化リスクとは
結露を放置すると、以下のような問題が発生します。
◆ カビの発生
湿度の高い環境はカビにとって理想的な環境です。目に見えにくい窓枠の隙間やクロスの裏側などで繁殖しやすく、アレルギーや呼吸器疾患の原因にも。
◆ ダニの増殖
カビをエサとするダニも増えやすくなります。特に布団やカーペットのある部屋では注意が必要です。
◆ 住まいの構造に影響
木材に湿気がしみ込むと、腐食・カビ・シロアリなどが進行する恐れがあります。これにより住宅の寿命が縮まる可能性もあります。
4. 内窓の断熱効果と結露へのアプローチ
内窓とは、既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付けて、二重窓のような構造を作るリフォーム方法です。
◆ 空気の層で温度差を和らげる
内窓を設置することで、既存の窓との間にできる「空気層」が外気と室内の温度差を緩和します。結果として、窓表面の急激な冷却を防ぎ、結露の発生を抑制できます。
◆ 樹脂フレームでさらに断熱効果
内窓のフレームには熱を通しにくい「樹脂」素材が使われており、従来のアルミサッシよりも結露が起きにくくなります。
5. 他の選択肢と比較:複層ガラス・真空ガラスとの違い
内窓の断熱・防露効果は高いですが、ガラス自体の性能で選ぶ選択肢もあります。
◆ 複層ガラス(二重ガラス)
2枚のガラスの間に空気やガスを封入したもの。断熱性・遮音性が高く、結露抑制にも有効ですが、窓枠全体の交換が必要な場合もあります。
◆ 真空ガラス
複層ガラスの中でも、2枚のガラスの間を「真空」にした高性能タイプ。内窓よりもさらに結露防止・断熱効果が高いですが、費用は高めです。
結論:ご家庭の予算・性能の希望に応じて、最適な窓対策を選ぶことが大切です。
6. 夏の冷房効率アップで光熱費も節約
内窓は「断熱・遮熱効果」によって、夏の冷房効率を上げる働きもあります。
◆ 熱の出入りを減らしてエアコンの効きアップ
外の熱気が室内に入りにくく、また冷えた空気が逃げにくいため、少ないエネルギーで室温を快適に保てます。
◆ 光熱費の節約につながる
エアコンの使用時間や設定温度を抑えることができるため、月々の電気代にも効果的。地味に見えて、長期的には大きなメリットです。
7. 結露対策は「内窓+湿度・換気管理」が基本
重要なポイントとして、内窓を設置するだけでは結露対策が万全ではありません。
◆ 換気や湿度管理も欠かせない
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・定期的な換気(特に早朝や夜)
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・除湿機・サーキュレーターの併用
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・観葉植物や洗濯物の室内干しにも注意
といった湿度コントロールと空気の循環を合わせて行うことで、より効果的に結露を防ぐことができます。
8. 補助金制度を活用する際の注意点
現在、国の省エネ住宅支援事業などをはじめ、内窓の設置に対する補助金制度が整備されています。
ただし、以下の点に注意が必要です。
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・補助金の対象工事・金額・申請方法は自治体によって異なります
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・使用できる内窓製品にも条件があることがあります
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・工事前に申請が必要な場合がほとんどです
リフォーム会社に相談し、最新の制度情報を確認したうえで進めることが大切です。
9. まとめ:夏の内窓リフォームは快適・健康・節約につながる
夏の結露は見逃されがちですが、住まいの快適性・耐久性・健康に大きな影響を及ぼす問題です。そして、その対策として内窓は非常に有効な方法です。
ただし、「内窓だけですべてが解決するわけではない」ことも事実。換気・湿度管理との併用や、他の窓リフォームとの比較検討も含めて、総合的な対策が大切です。
補助金制度を活用すれば、費用面でも無理なく始められます。この夏、内窓リフォームをきっかけに、家族の健康と家の長寿命化、そして電気代の節約を同時に実現してみませんか?
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