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【2025年版補助金】窓だけじゃない！玄関や勝手口も補助金で断熱対策

2025年5月24日

～出入口もまとめて快適・省エネ住宅へ～

1.はじめに｜断熱対策は「窓」だけじゃない！
2.補助金の対象となる出入口とは？
3.出入口を断熱するメリット
4.出入口の断熱リフォームにはどんな方法がある？
5.補助金を活用するための注意点
6.まとめ｜出入口断熱で快適な暮らしと補助金の活用を

1. はじめに｜断熱対策は「窓」だけじゃない！

住宅の断熱リフォームというと、「窓の交換」や「内窓の設置」が一般的によく知られています。しかし実際には、玄関や勝手口などの「出入口」も、断熱性能に大きく影響する場所です。

冷暖房の効きにムラがある、玄関周辺が冬に冷え込む、夏はジメジメ暑い…。そんなお悩みの多くは、出入口からの熱の出入りが原因になっています。

そして現在では、これらの出入口も国の補助金対象として認められている場合があり、費用を抑えて効率的に断熱リフォームを進めることができます。

2. 補助金の対象となる出入口とは？

補助金制度では、「開口部（かいこうぶ）」と呼ばれる外気とつながる部分が対象となります。これには以下のような出入口が含まれます。

・玄関ドア（開き戸・引き戸）
・勝手口ドア
・テラスドア・バルコニーへの出入口
・その他、外部とつながる出入口ドア全般

ただし、バルコニーやテラスドアなど一部の対象範囲や性能基準は年度によって異なる場合があるため、必ず各制度の公式サイトで最新情報を確認してください。誤った情報で工事を進めてしまうと、補助金が受けられなくなることもあります。

3. 出入口を断熱するメリット

● 冷暖房効率のアップで光熱費ダウン

玄関や勝手口は、意外と熱の出入りが多いポイントです。断熱性の低いドアを使っていると、冬は冷気が流れ込み、夏は熱気が侵入します。断熱ドアに交換することで、エアコンの効きが良くなり、光熱費も節約につながります。

● 防音・防犯・結露対策にも有効

断熱ドアは、音やニオイの侵入を防ぐ気密性も高いため、騒音や近隣の生活音が気になる方にもおすすめです。また、すき間風がなくなることで、結露の発生も抑えられ、カビやダニ対策にもなります。

4. 出入口の断熱リフォームにはどんな方法がある？

● 断熱ドアへの交換

最も効果が高いのは、断熱性能を持った専用の玄関・勝手口ドアへの交換です。内部に断熱材が使用されており、ドア枠やパッキンにも気密性の工夫が施されています。

● カバー工法でスピード施工

既存のドア枠を残したまま新しいドアを上から取り付ける**「カバー工法」なら、壁を壊す必要がなく1日で施工が完了することも多い**です。費用や工期を抑えたい方にも人気の工法です。

● DIYでのすき間風・寒さ対策

市販のすき間テープや断熱カーテン、簡易パネルなどで、ある程度の断熱効果を得ることも可能です。これらは補助金の対象にはなりませんが、コストパフォーマンスに優れた対策として活用する価値があります。ただし、断熱効果や耐久性には限界があるため、本格的な効果を求めるなら断熱ドアへの交換がおすすめです。