【キッチン断熱】ルーバー窓に作業スペースを邪魔しない「引違い」タイプの内窓を取付け！（いわき市）｜タンノサッシ｜いわき市

「キッチンの窓が寒くて料理が辛い」
「換気扇を回すと隙間風が入ってくる」
そんなお悩みの多いキッチンの「ルーバー窓（ジャロジー窓）」。

今回は、家中まるごとの内窓設置をご依頼いただいた中で、特に工夫を凝らしたキッチンの施工事例をご紹介します。

「頻繁に換気したいけれど、作業スペースは確保したい」というご要望を、LIXIL「インプラス」の引違いタイプと専用部材で叶えました。

お客様のお悩み・ご要望

今回は、お住まいの断熱性を高めるため、家中の窓への内窓設置をご依頼いただきました。

その中で一つ課題となったのが、キッチンの作業台正面にある「ルーバー窓」です。
ここは料理の匂いや熱気を逃がすために頻繁に開け閉めを行う場所。

🔧 弊社の提案と施工ポイント

1. あえて「引違い窓」を採用し、作業性を確保
通常、縦長のルーバー窓には「FIX窓（開かない窓）」や「開き窓（ドアのように開く窓）」の内窓を設置させていただいております。
しかし今回は、「換気のしやすさ」と「作業の邪魔にならないこと」を両立させるため、左右にスライドする「引違い窓」タイプをご採用いただきました。
これなら開けても窓が手前に飛び出さず、広々と料理ができます。

2. 「ふかし枠」でハンドル干渉を回避
ルーバー窓には、ガラスの角度を変えるための「オペレーターハンドル」が付いており、室内側に飛び出しています。

そのまま内窓を付けると、このハンドルがぶつかってしまいます。
そこで、「ふかし枠（50mm）」というオプション部材を使用。
内窓の枠を室内側に5cmほど持ち出す（浮かせる）ことでスペースを作り、ハンドルに干渉することなく設置しました。

3. 製作寸法の確認
縦長の窓に引違い窓（2枚建）を入れる場合、幅が狭すぎると製作できないという制限があります。
今回は現場調査で寸法をしっかり確認し、製作可能範囲内であったため、無事に実現することができました。

◯ 隙間風をシャットアウト
構造上、どうしても気密性が低く隙間風が入りやすいルーバー窓。
内窓「インプラス」を取り付けることで、驚くほど気密性が高まり、冬の冷え込みをシャットアウトします。

◯ 結露の軽減
キッチンは水蒸気が発生しやすく結露しやすい場所ですが、内窓の断熱効果で結露の発生を大幅に抑え、カビや汚れの防止にもつながります。

◯ 使い勝手を変えずに断熱化
「断熱のために窓を塞ぐ（FIX窓にする）」のではなく、今回のように「開閉できる窓」にすることも可能です。

◯ 1日で工事完了
１箇所だけなら小さい窓なら３０分。大きい窓でも１時間以内には取付け作業は終わります。
その日のうちに防音性能、断熱性能を実感していただけます。

※既存の窓の種類や開口部まわりの状況によっては取付けられない場合があります。

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