隙間が無いのにすきま風を感じる？【コールドドラフト現象】について

2021年12月22日

窓に隙間は無いはずなのに、ひんやりとした風を感じる事はありませんか？

だんだんと寒く❄️なってくると、結露の他にも窓まわりで起きる問題（？）があります☹️

隙間なんて無いはずなのに、窓の方からひんやりとした風を感じたりしませんか❓

「コールドドラフト現象」とは、部屋の中の暖かい空気が、外気で冷えた窓に触れ、そこで冷やされて下降気流が発生。結果、床づたいに冷たい空気が流れてくる現象です。
隙間が無いのにすきま風を感じる？【コールドドラフト現象】についてタンノサッシのブログ写真1

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コールドドラフト（cold draft）とは英語で「すきま風」という意味らしいですが、
実際に隙間があるわけではなくて、冷やされた空気が流れてきて、すきま風があるように感じます。

このまま放っておくと、部屋の空間が、上側は暖かい空気、下側は冷たい空気という温度差のある2層に分かれてしまいます。

その状態の部屋で過ごすと、
暖房を付けているのに足下が寒い。
頭は暖かいのに、つま先は冷たい。
足下は冷えているのに頭は温かくてぼーっとしてしまう「冷えのぼせ」の状態になったりもします。

対策としては内窓を付けたりして窓の断熱性を上げるのが一番です。
内窓の施工事例はこちら（サーモグラフィー比較あり）

その他にも、
・厚手で床まで届くようなカーテンを掛ける。
・窓の下に設置する断熱パネルを置く。
・サーキュレーターで空気をかき混ぜ、温度ムラを無くす。
といったことが考えられます。

内窓以外の窓断熱の方法についてはこちら：窓の断熱リフォームの種類

隙間が無いのにすきま風を感じる？【コールドドラフト現象】についてタンノサッシのブログ写真2

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寒さは健康にも悪影響を及ぼします。
我慢できるから大丈夫！と、寒いのを我慢して過ごしていると結果体調を崩したりしますので、
冬はできるだけ部屋を暖かくして、寒さのストレスから体を守って過ごして頂ければと思います。

それから年末の慌ただしさのなかでも気をつけて過ごしましょうね🙂

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