すまいの健康・快適だより１１月号｜押田屋｜越前市

寒くなる前に知っておきたい！ヒートショック予防で安心・快適な住まいに

朝晩の冷え込みがぐっと強くなる11月。この時期に特に注意したいのが「ヒートショック」です。ヒートショックとは、暖かい場所から急に寒い場所へ移動した際、急激な温度差によって血圧が大きく変動し、体に負担がかかる現象のこと。毎年冬になると多くの事故につながっており、特に 浴室や脱衣所の温度差 が大きな原因となります。

◆ ヒートショックが起きやすい場所って？

ご家庭の中でも、次のような場所は温度差が生まれやすく注意が必要です。

• ⚠️お風呂の脱衣所

• ⚠️タイル張りのトイレ

• ⚠️暖房が届きにくい廊下

• ⚠️寝室とリビングの行き来

暖かいリビングから薄着で冷えた脱衣所へ向かうことで、血圧が急上昇するケースが多く見られます。

◆ 今日からできるヒートショック対策

① 脱衣所や浴室を暖める
暖房器具や浴室暖房乾燥機がある場合は、入浴前にスイッチを入れて温度差をなくしましょう。
小型の脱衣所暖房器具を設置するだけでも効果的です。

② ぬるめのお湯にゆっくり入る
熱いお湯は血圧が急変しやすいので、推奨温度は 41℃以下、入浴時間は 10〜15分程度 が目安です。

③ 入る前にかけ湯で慣らす
心臓への負担を減らすため、足先から少しずつお湯をかけて体を慣らしてから入浴しましょう。

④ 夜遅い入浴や飲酒後の入浴は控える
体温調整がしにくく事故リスクが高まります。

◆ リフォームでできるヒートショック予防も

住まいの設備を整えることで、ヒートショックのリスクを大きく下げることができます。

• 🐧断熱性の高い窓への交換

• 🐧浴室の断熱リフォーム

• 🐧脱衣所暖房の設置

• 🐧ヒートショック対策に強いユニットバスへの交換

特に窓は熱の出入りが大きい場所。
樹脂窓や内窓の設置は、 冬の寒さ対策・光熱費削減・結露軽減 にもつながるため、多くのお客様からご満足のお声をいただいています。

◆ 安心して冬を迎えるために

ヒートショックは、日々のちょっとした工夫と、住まいの環境づくりによってしっかり予防できます。
「脱衣所が寒い…」「お風呂が冷える…」と感じている方は、お気軽にご相談ください。
お住まいにぴったりの改善提案をさせていただきます。