窓の防音性能は何で決まる?ガラス構造を解説|吉村硝子|松山市
2026年4月11日
騒音対策で重要なのはガラスだけじゃない?窓の遮音性能の仕組み
「外の車の音が気になる」
「近くの道路の騒音が室内まで聞こえる」など、
住まいの音の悩みを感じたことはありませんか?
実は、住宅の中でも音が入りやすい場所は“窓”だと言われています。
壁には断熱材や構造材が入っていますが、
窓はガラスでできているため、どうしても音が伝わりやすい部分なのです。
しかし、同じ窓でもガラスの構造や窓の性能によって防音性能は大きく変わります。
「ガラスが厚い方がいいの?」
「ペアガラスなら静かになる?」
「防音ガラスって何が違うの?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、窓の防音性能を左右するポイントや、
ガラス構造による違いについて分かりやすく解説します。
「騒音対策として窓を見直したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
《目次》
1. 窓の防音性能は何で決まる?まず結論
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2. 音はどうやって窓を通るのか
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3. 防音性能を左右する要素① ガラスの厚さ
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4. 防音性能を左右する要素② ガラスの枚数(複層ガラス)
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5. 防音性能を左右する要素③ ガラスの構造(合わせガラス)
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6. 防音性能を左右する要素④ ガラスの空気層
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7. 防音性能を左右する要素⑤ 窓枠・気密性
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8. 防音窓でも効果が出にくいケース
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9. 窓の防音対策を考えるポイント
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10. まとめ:窓の防音性能は「ガラス構造+窓全体」で決まる
【1. 窓の防音性能は何で決まる?まず結論】
「窓を閉めているのに外の音が気になる」
「車の音や話し声が室内に入ってくる」
こうした悩みを持つ方は少なくありません。
実は、窓の防音性能は単純に「ガラスがあるから静か」というわけではありません。
窓の防音性能は主に次の要素で決まります。
-
● ガラスの厚さ
-
● ガラスの枚数
-
● ガラスの構造
-
● ガラスの間の空気層
-
● 窓枠や気密性
つまり、防音性能は窓全体の構造によって決まるのです。
実際に、窓の遮音性能はガラスだけでなく、
フレームやシール、施工品質なども大きく影響すると言われています。
- 【2. 音はどうやって窓を通るのか】
防音性能を理解するためには、まず「音の仕組み」を知ることが大切です。
音とは、簡単に言うと
空気の振動です。
例えば車の音や人の声は、空気を振動させながら伝わります。
この振動が窓ガラスに当たると、
-
① 一部は反射
-
② 一部は吸収
-
③ 一部は室内へ通過
という3つの動きに分かれます。
つまり、防音性能とは
どれだけ音の振動を通さないかという性能です。
- 【3. 防音性能を左右する要素① ガラスの厚さ】
窓の防音性能を決める最も基本的な要素は、ガラスの厚さです。
一般的に
-
● 薄いガラス → 音が通りやすい
-
● 厚いガラス → 音が通りにくい
という特徴があります。
これは物理的に「重い材料ほど振動しにくい」ためです。
ガラスの質量が大きいほど音の振動を受けにくくなり、遮音効果が高くなります。
例えば古い住宅では、
3mm程度の単板ガラスが使われていることがあります。
この場合、車の音や話し声などが比較的伝わりやすくなります。
- 【4. 防音性能を左右する要素② ガラスの枚数(複層ガラス)】
窓の防音性能を高める方法の一つが
複層ガラス(ペアガラス)です。
《複層ガラスとは?》
2枚のガラスの間に空気層を作った窓のことです。
音が室内に入るまでには
ガラス → 空気層 → ガラス
という複数の壁を通る必要があります。
この過程で音の振動が弱まり、
室内に届く音が小さくなります。
一般的な複層ガラスは、
外部の騒音を約25~35デシベル程度低減することがあるとされています。
これは体感として
「音量が半分程度になる」レベルです。
- 【5. 防音性能を左右する要素③ ガラスの構造(合わせガラス)】
より高い防音性能を持つガラスとして
合わせガラスがあります。
《合わせガラスとは?》
2枚のガラスの間に特殊な樹脂フィルムを挟んだガラスです。
このフィルムは、
-
● 振動を吸収
-
● 音を弱める
という役割を持っています。
このような構造にすることで、
通常のガラスよりも音が伝わりにくくなります。
この中間膜は振動を吸収することで
音の伝達を大きく減らす働きがあると言われています。
そのため、
-
● 交通量の多い道路沿い
-
● 線路の近く
-
● 学校や商業施設の近く
などでは、合わせガラスが使われることもあります。
【6. 防音性能を左右する要素④ ガラスの空気層】
複層ガラスでは、
ガラスの間の空気層の厚さも重要です。
《空気層とは?》
ガラスとガラスの間の空間のことです。
この空間が広いほど
-
● 音が伝わりにくくなる
-
● 振動が弱まる
という効果があります。
音は空気の振動なので、
空間を通るたびにエネルギーが減っていきます。
そのため
ガラス → 空気層 → ガラス
という構造があると、音が弱くなって室内に届きます。
ガラス間の空気層の幅は
遮音性能に大きく影響すると言われています。
【7. 防音性能を左右する要素⑤ 窓枠・気密性】
実は、防音性能を左右するのはガラスだけではありません。
重要なのが、
窓の気密性(きみつせい)です。
《気密性とは?》
どれだけ隙間が少ないかという性能です。
例えば、
-
● パッキンが劣化している
-
● 窓が歪んでいる
-
● サッシの隙間がある
といった状態では、
音が隙間から入りやすくなります。
たとえ高性能なガラスでも、
隙間があると防音効果は大きく下がります。
【8. 防音窓でも効果が出にくいケース】
窓を変えても、次のような場合は効果が感じにくいことがあります。
《壁から音が入る》
窓以外の場所から音が入るケースです。
《換気口》
換気口から音が入ることがあります。
《建物の構造》
木造住宅では音が伝わりやすい場合があります。
このように、防音対策は
家全体の構造も関係します。
【9. 窓の防音対策を考えるポイント】
窓の防音対策を考えるときは、
次の3つを確認することが大切です。
《① 窓のガラス構造》
単板ガラスか複層ガラスか
《② 窓の気密性》
隙間がないか
《③ 外の騒音の種類》
車・人の声・電車など
音の種類によっても、
効果的な窓構造は変わります。
【10. まとめ:窓の防音性能は「ガラス構造+窓全体」で決まる】
窓の防音性能は、
-
● ガラスの厚さ
-
● ガラスの枚数
-
● ガラスの構造
-
● 空気層
-
● 窓の気密性
といった複数の要素によって決まります。
つまり、防音性能は
ガラスだけではなく窓全体の性能が重要です。
もし外の騒音が気になる場合は、
まず現在の窓の構造を確認することから始めてみると良いでしょう。
窓の構造を見直すことで、
住まいの快適性が大きく変わることもあります。
外の音が気になる場合、原因は窓のガラス構造だけでなく、
窓の隙間やサッシの性能、窓の気密性などさまざまな要素が関係していることがあります。
窓の状態によっては、構造を見直すことで室内の快適さが大きく変わることもあります。
「道路の音が気になる」
「窓を閉めているのに音が入ってくる」
「もっと静かな室内環境にしたい」
このようなお悩みがある場合は、窓の状態を一度確認してみることが大切です。
窓や玄関など開口部のリフォームを専門に扱う私たちは、
住まいの状況に合わせた改善方法をご提案しています。
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住まいをより快適にするためのヒントが見つかるかもしれません。
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