内装材の性能表示、どこを見ればいい?|吉村硝子|松山市
2026年2月22日
数値と専門用語に惑わされない、後悔しない内装材選びの判断軸
内装材のカタログを見ると、
「調湿量」「脱臭率」「熱伝導率」「F☆☆☆☆」など、
専門用語と数字がずらりと並んでいます。
しかし実際には、
「結局どの数値を見ればいいのか分からない」
「数字が高いものを選べば正解なのか不安」
と感じている方がほとんどではないでしょうか。
内装材の性能表示は、正しく読めばとても有効な判断材料ですが、
見方を間違えると「思ったほど効果を感じない」という結果にもつながります。
今回は、性能表示の本当の意味と、
暮らしに直結するチェックポイントを、解説します。
《目次》
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1. 内装材選びで「性能表示」が分かりにくい理由
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2. そもそも性能表示は何のためにあるのか
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3. 必ず押さえたい基本性能①|調湿性能
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4. 必ず押さえたい基本性能②|脱臭・空気浄化性能
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5. 必ず押さえたい基本性能③|断熱・温熱に関わる指標
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6. 安全性に関わる性能表示|F☆☆☆☆とは?
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7. 数値が高ければ良いとは限らない理由
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8. 性能表示を「暮らし」に落とし込む考え方
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9. まとめ~見るべきは数字より“使われ方”~
【1. 内装材選びで「性能表示」が分かりにくい理由】
内装材のカタログや商品説明を見ると、
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● 調湿量 ○g/㎡
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● 脱臭性能 △%
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● 熱伝導率 λ=○○
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● F☆☆☆☆取得
といった、専門的な数値や記号が並びます。
しかし多くの方が、
「結局、どれを見ればいいの?」
「数字が大きいほど良いの?」
と感じているのが実情です。
その理由は、性能表示が“比較用のデータ”であって、“暮らしの答え”ではないからです。
【2. そもそも性能表示は何のためにあるのか】
性能表示の本来の役割は、
一定条件下での性能を客観的に比較するための指標です。
つまり、
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● 実験室環境
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● 決められた温度・湿度
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● 規定された測定方法
この条件下での結果を数値化しています。
👉 実際の住まい(間取り・換気・生活習慣)とは必ずしも一致しない
👉 だからこそ「読み解き方」が重要になるのです
【3. 必ず押さえたい基本性能①|調湿性能】
《調湿性能とは?》
空気中の湿度が高いときに湿気を吸い、
低いときに湿気を放出する性能です。
《よく出てくる表示》
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● 吸放湿量(g/㎡)
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● 調湿量(g)
《吸放湿量とは?》
一定時間・一定条件下で、
内装材1㎡あたりが出し入れできる水分量のこと。
《ここを見るポイント》
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● 数値の大小より「どの湿度帯で測定されているか」
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● 部屋の用途(寝室・洗面・玄関)に合っているか
👉 梅雨対策なのか、冬の湿度安定なのかで見るべき数字は変わります。
【4. 必ず押さえたい基本性能②|脱臭・空気浄化性能】
《脱臭性能の正体》
多くの内装材は、
化学吸着または物理吸着によってニオイ成分を捉えます。
《化学吸着とは?》
ニオイ成分と材料表面が化学反応を起こし、
再放出されにくい形で固定する仕組み。
《表示でよく見る項目》
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● 脱臭率(%)
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● 対象物質(アンモニア・トリメチルアミン等)
《注意点》
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● 「何のニオイに効くか」が非常に重要
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● すべての生活臭に万能ではない
👉 数値より対応物質の明記を重視すべきポイントです。
【5. 必ず押さえたい基本性能③|断熱・温熱に関わる指標】
内装材そのものに強い断熱性能があるケースは多くありませんが、
体感温度に影響する指標として以下が使われます。
《熱伝導率(λ:ラムダ)》
熱の伝わりやすさを示す数値。
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● 数値が小さい → 熱が伝わりにくい
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● 数値が大きい → 冷えやすい
《熱伝導率とは?》
材料内部をどれだけ熱が移動しやすいかを示す指標。
👉 床材・ドア材では特に重要な考え方です。
【6. 安全性に関わる性能表示|F☆☆☆☆とは?】
《F☆☆☆☆(フォースター)とは?》
ホルムアルデヒドの放散量が最も少ない等級を示す表示。
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● シックハウス対策の基準
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● 室内使用における安全性の目安
👉 現在の住宅ではほぼ必須条件
👉 「高性能」とは別軸の、最低限チェックすべき項目です
【7. 数値が高ければ良いとは限らない理由】
性能表示は「最大値」を示すことが多く、
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● 面積が足りない
-
● 換気量が多すぎる
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● 発生量が上回る
こうした条件では、数値通りの効果は出ません。
つまり、
👉 数字だけで選ぶと「思ったほど効かない」につながる
👉 住環境との相性が最重要
【8. 性能表示を「暮らし」に落とし込む考え方】
性能表示を見るときは、次の順番がおすすめです。
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① 何を改善したいのか(湿気?ニオイ?冷え?)
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② どの空間か(広さ・用途)
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③ 必要な性能だけをチェック
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④ 数値は“目安”として判断
👉 すべてが高性能=正解ではない
👉 必要十分かどうかが大切です
【9. まとめ~見るべきは数字より“使われ方”~】
内装材の性能表示は、
「読むためのもの」ではなく、考えるための材料です。
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● 調湿
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● 脱臭
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● 温熱
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● 安全性
それぞれの意味を正しく理解すれば、
カタログの数字に振り回されることはなくなります。
性能表示を正しく読み解くことが、
後悔しない内装選びへの近道です。
内装材の性能は、数字の大小よりも住まいとの相性が重要です。
「うちの間取りや生活スタイルに、この性能は本当に必要?」
そう感じたときは、プロの視点で一度整理してみませんか。
マド本舗 吉村硝子では、
窓や内装を含めた住環境全体を見ながら、
必要な性能だけを無理なく取り入れるご提案を行っています。
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