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リビングドアを替えるだけで暖かさは改善する?|吉村硝子|松山市

2026年1月24日

見落とされがちな「室内ドア断熱」が冬の寒さを左右する理由

「開口一番!」吉村硝子です。
 

「暖房をつけているのに、なぜかリビングが寒い…」
その原因、実はリビングドアかもしれません。

 

多くの方が窓や壁の断熱には注目しますが、リビングと廊下を仕切る室内ドアは“冷気の通り道”になりやすい盲点の存在です。

ドアの素材や構造、すき間の有無によっては、せっかく暖めた空気が逃げ続け、体感温度が大きく下がってしまうこともあります。

 

今回は、リビングドアが暖かさに与える影響をわかりやすく解説しながら、

「ドアを替えるだけで本当に改善するのか?」

「効果が出やすい家・出にくい家の違い」

まで、開口部リフォームのプロ目線で詳しく解説します。

「冬の寒さを根本から改善したい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

《目次》

  1. 1. はじめに~「暖房をつけても寒い」原因はドアかもしれない~

  2. 2. リビングが寒く感じる本当の理由

  3. 3. リビングドアが体感温度に与える影響

  4. 4. 室内ドアの断熱性能とは何を指すのか

  5. 5. 開き戸・引き戸で暖かさは変わる?

  6. 6. 素材による違い~木製・ガラス・樹脂~

  7. 7. 気密性が低いと何が起きる?

  8. 8. リビングドア交換で改善できるケース・できないケース

  9. 9. 窓・玄関と合わせた「効く」断熱対策

  10. 10. まとめ~ドア交換は「効く家」と「効かない家」がある~

  11.  

 

 

【1. はじめに~「暖房をつけても寒い」原因はドアかもしれない~】

「エアコンは効いているはずなのに、リビングが寒い」
「足元だけ冷える」

「廊下から冷気が流れてくる」

 

こうした冬の悩みを抱えているご家庭は、窓や壁ではなく“リビングドア”が原因になっていることがあります。

 

実は、室内ドアは、

  • ● 断熱

  • ● 気密

  • ● 空気の流れ

という点で、体感温度に大きく影響する“盲点”の部位なのです。

 

 

【2. リビングが寒く感じる本当の理由】

室温計を見ると20℃あるのに寒く感じる場合、原因は以下のいずれかです。

  • ● 冷たい空気が足元に溜まっている

  • ● 廊下や玄関側から冷気が流入している

  • ● 暖気が逃げ続けている

  •  

この「逃げ道」になりやすいのが、リビングドアです。

 

 

【3. リビングドアが体感温度に与える影響】

リビングドアは多くの場合、
暖かいリビング ↔ 寒い廊下
を仕切る位置にあります。

 

断熱・気密が弱いと、

  • ● ドア下のすき間から冷気が侵入

  • ● ドア表面が冷えて放射冷却が起きる

  • ● 暖房で温めた空気が廊下へ逃げる

といった現象が同時に起こります。

 

《放射冷却とは?》

暖かい人の体から、冷たい面(ドアなど)へ熱が奪われる現象
室温が同じでも「ひんやり」感じる原因です。

 

 

【4. 室内ドアの断熱性能とは何を指すのか】

「室内ドアに断熱?」と思われがちですが、重要なのは次の3点です。

《① ドア内部の構造》

  • ● 中が空洞(フラッシュ構造)

  • ● 断熱材入り

断熱材が入っている方が、熱が伝わりにくい

 

《② 表面材の熱伝導率》

熱伝導率とは、
👉「熱の伝わりやすさ」を数値で表したもの。

数値が低いほど、冷たさを感じにくくなります。

 

《③ 気密性(すき間の少なさ)》

断熱以前に、空気が漏れないことが非常に重要です。

 

 

【5. 開き戸・引き戸で暖かさは変わる?】

結論から言うと、断熱的に有利なのは開き戸です。

《理由》

  • ● 開き戸は四方を枠で密閉しやすい

  • ● 引き戸は構造上すき間ができやすい

 

特に古い住宅の引き戸は、
下部・戸袋・上部から冷気が入り放題になっているケースもあります。

 

 

【6. 素材による違い~木製・ガラス・樹脂~】

《木製ドア》

  • ● 熱伝導率が低い

  • ● 表面温度が下がりにくい
    体感的に暖かい

 

《ガラス入りドア》

  • ● 採光性は良い

  • ● 単板ガラスだと冷えやすい

※複層ガラスなら改善可能

 

《樹脂シート仕上げ》

  • ● 表面温度が安定しやすい

  • ● 木目調でも性能は比較的高い

 

 

【7. 気密性が低いと何が起きる?】

気密が悪いリビングドアでは、

  • ● 廊下の冷気が常に侵入

  • ● 暖房効率が下がる

  • ● 足元が冷える

  • ● エアコンの電気代が上がる

という負の連鎖が起きます。

 

特にドア下のすき間は、冷気の通り道になりやすく要注意です。

 

 

【8. リビングドア交換で改善できるケース・できないケース】

《改善しやすいケース》

  • ● 廊下が極端に寒い

  • ● 引き戸で隙間風を感じる

  • ● ドア表面が冷たい

  • ● 暖房を切ると一気に寒くなる

 

《改善しにくいケース》

  • ● 窓が単板ガラスのまま

  • ● 断熱材がほぼ入っていない家

  • ● 吹き抜けで上下温度差が大きい

👉 ドア単体では限界がある場合もある、というのが正直なところです。

 

 

【9. 窓・玄関と合わせた「効く」断熱対策】

実際に体感改善を大きく感じやすいのは、

  1. ①窓の断熱(内窓・Low-Eガラス)

  2. ②玄関ドアの断熱

  3. ③リビングドアの気密・断熱

このセット対策です。

 

特に松山市・愛媛県の住宅では、
「廊下が寒い」→「リビングまで冷える」

という構造が多く、室内ドアの役割は想像以上に大きいです。

 

 

【10. まとめ~ドア交換は「効く家」と「効かない家」がある~】

  • ● リビングドアは体感温度に影響する

  • ● 特に「気密性」が重要

  • ● 開き戸+断熱構造が有利

  • ● ただし家全体の断熱状況も見極めが必要

 

「ドアを替えれば必ず暖かくなる」ではなく、
どこが冷気の入口かを見極めたうえでの対策が重要です。

 

「リビングドアが原因か分からない」
「交換するほど効果があるのか知りたい」

 

そんな方は、今のドアの気密・冷え方チェックから始めてみませんか?

 

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