大山祇神社御田植祭⛩

【大山祇神社「御田植祭」とは？～愛媛・大三島の伝統行事～】

愛媛県今治市の大三島にある「大山祇神社（おおやまづみじんじゃ）」は、全国の山祇神社の総本社として知られる由緒ある神社です。
この神社で毎年旧暦5月5日に行われるのが、「御田植祭（おたうえさい）」という伝統神事。

2025年は5月31日（土）に開催が予定されており、島内外から多くの人が訪れる人気行事となっています。

【見どころ①：早乙女による神聖な田植え儀式】

御田植祭では、島内13地区から選ばれた16名の早乙女たちが、白装束と赤い襷、手甲脚絆（てこうきゃはん）姿で、神社近くの「神田（しんでん）」にて実際に稲の苗を植えます。

田植えの所作はすべてが儀式。
豊作を祈る真剣な表情や、リズミカルな動きに、どこか懐かしさと荘厳さが漂います。

この儀式は単なる再現イベントではなく、「自然への感謝」と「神への祈り」が込められた“生きた文化”です。

【見どころ②：愛媛県無形民俗文化財「一人角力（ひとりずもう）」】

御田植祭のもう一つの目玉が、「一人角力（ひとりずもう）」の奉納。
これは、目に見えない稲の精霊と相撲をとるという、極めてユニークかつ神秘的な神事です。

登場するのは「一力山（いちりきざん）」という力士。
自分の体を使って相手がいるかのように相撲を取り、最後は“神が勝つ”という流れで締めくくられます。

この一人角力は愛媛県の無形民俗文化財にも指定されており、地元の誇りとして受け継がれています。

【アクセス・日程・周辺観光情報～大山祇神社 御田植祭 2025年版～】

• 開催日程：2025年5月31日（土） ※旧暦5月5日

• 開催場所：大山祇神社（愛媛県今治市大三島町宮浦3327）

• アクセス：今治市内からしまなみ海道を経由して車で約1時間

• 入場料：無料（神事の見学自由）

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大三島観光もあわせて楽しもう！

御田植祭とあわせて楽しめる観光スポットも充実！

• ・大山祇神社の宝物館（日本刀や甲冑の展示が充実）

• ・大三島美術館

• ・サイクリングロード（しまなみ海道サイクリング）

• ・伯方の塩工場見学

【御田植祭で「自然と共にある暮らし」を感じてみませんか？】

大山祇神社の御田植祭は、愛媛県大三島に根付く「自然と共に生きる文化」を体感できる貴重な伝統行事です。
早乙女の神聖な田植え、そして一人角力という神秘的な奉納相撲は、現代人の心に深く響くことでしょう。

自然に感謝し、神とともにある暮らしを感じるひとときを、ぜひ大三島で体験してみてください。

詳細は今治市公式サイトのイベントページをご覧ください。