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「窓ガラスの防犯フィルムは
意味ない」は本当?効果と注意点を徹底解説

防犯フィルムが防犯に強い理由と
得られる効果

侵入窃盗の多くは
「ガラス破り」から発生する

住宅侵入の被害で最も多いのが「ガラス破り」です。警察庁のデータでも、侵入窃盗の約6割が窓からの侵入で発生しており、特に人目につきにくい掃き出し窓や腰高窓が狙われやすい傾向があります。泥棒はドライバーやハンマーなどでクレセント錠の周辺を割り、短時間で侵入を試みます。こうした侵入手口に有効なのが、防犯フィルムによる窓の補強です。

参考:住まいる防犯110番(警視庁)

防犯フィルムが“侵入を遅らせる”仕組み

防犯フィルムは、透明な高強度ポリエステル層を何層にも重ねて作られており、ガラスが割れても破片が粘着層に張り付くことで穴が空きにくくなります。侵入者がクレセント部まで破壊するには複数回の打撃が必要で、その間に大きな音が発生するため、犯行を諦める確率が高まります。

構造と打撃開始→打撃の繰り返しと時間経過(5分以上)→犯行の断念

CPマーク付き製品の信頼性と基準

防犯性能の高さを示す指標として「CPマーク」があります。これは警察庁、国土交通省、経済産業省と建物部品関連団体で構成する「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」にて作成されたマークで、商品ごとに定められた試験を行い、抵抗時間が5分間以上であることを確認されたものが「防犯性能の高い建物部品」(CP部品)として公表されています。CPマーク付きの防犯フィルムを選ぶことで、高い防犯性能を確保できます。

厳しい防犯性能試験と基準をクリアし、CPマークが付与される

分厚いフィルムはガラスに穴を開けるまで
何度も打撃が必要

厚さ100ミクロン以上の防犯フィルムは、通常の窓ガラスよりも格段に強度が高く、ドライバーなどで叩いても容易に貫通しません。侵入に時間がかかるほどリスクが増すため、犯罪抑止につながります。

窓ガラスの飛散を軽減できるため
防災につながる

防犯フィルムには、防災にも役立つ特性があります。地震や台風などでガラスが割れた場合でも、破片が飛び散らず安全を確保できます。特に小さな子どもや高齢者のいる家庭では、防災効果としても導入メリットがあります。

UVカット・遮熱効果のあるタイプも

近年では、防犯性能に加えてUVカットや遮熱効果を備えた多機能タイプのフィルムも登場しています。紫外線を最大99%カットし、家具や床材の退色を防ぐ効果も期待できます。

DIYでも比較的施工できる

市販の防犯フィルムの中には、サイズが事前にカットされたタイプも多く、DIYでの施工が可能です。ただし、貼り付け面の清掃や水貼りの仕方を誤ると気泡や剥がれの原因になるため、丁寧な作業が求められます。

コストパフォーマンスが高く導入しやすい

防犯フィルムはガラス交換を伴わずに設置できるため、低コストで防犯性を高められるのが特徴です。窓全体を取り替えるよりも費用を抑えながら、侵入抑止効果を得られる点が魅力です。

防犯フィルムを導入する前に
知っておきたい9つの注意点

①施工後すぐは防犯効果を発揮しない

防犯フィルムは貼り付け後すぐに最大の性能を発揮するわけではありません。粘着層がガラスと密着して完全に乾燥するまでに数日から1週間ほどかかるため、この期間中は防犯性能が安定しないことがあります。施工後は強く触れず、十分な乾燥時間を確保することが重要です。

②DIYでの施工は難しく、
気泡・剥がれの原因になりやすい

DIYでの防犯フィルム施工は思っている以上に難易度が高く、清掃不足や貼り付け時の水分ムラにより気泡や剥がれが起きやすいとされています。特に厚みのあるフィルムは柔軟性が低く、均一に貼るには技術が必要です。
また、「ガラスとの相性」についても注意が必要です。フィルム貼りを推奨していないガラスもあり、誤って貼ることで、熱がこもってガラスが割れる「熱割れ」を引き起こす恐れがあります。
すこしでも不安がある場合や、失敗を防ぎたい場合は、最初からプロに依頼するのが安心です。

③貼り付け面の清掃・乾燥不足による
トラブル

施工前にガラス面のホコリや油分をしっかり除去しないと、密着力が弱まり防犯性能が低下します。中性洗剤を薄めた水で丁寧に洗浄し、完全に乾燥させてから貼るのがポイントです。

④クレセント周りだけ部分貼りしても
“意味がない”

一部だけ貼っても侵入を防ぐことはできません。侵入者は貼っていない部分を狙うため、窓全面を覆うように施工する必要があります。

⑤厚みが不十分だと防犯効果は低い

一般的な飛散防止フィルム(約70ミクロン)は、衝撃には強くても防犯目的には不十分です。防犯用として効果を得るには、100ミクロン以上の厚みを選ぶことが推奨されています。

⑥CPマーク認定フィルムは“プロ”の施工が必須

CPマーク認定の防犯フィルムは、試験基準に沿った貼り方を守る必要があります。気泡や端の浮きがあると本来の性能を発揮できないため、認定施工業者に依頼するのが確実です。

CPマーク防犯フィルムの施工事例を
見る

⑦耐用年数(寿命)が短く、定期的な貼り替えが必要

屋内用防犯フィルムの耐用年数はおおむね10年前後。紫外線や温度変化で経年劣化が進むと透明度や粘着力が落ちるため、定期的な点検・交換が必要です。

⑧フィルムの種類や設置環境によっては
“熱割れ”のリスクがある

濃色タイプや遮熱フィルムは熱を吸収しやすく、日射条件によってガラスが部分的に膨張して割れることがあります。施工前にガラスの状態を確認することで、このリスクを事前に回避する必要があります。

⑨窓リフォームや補助金制度の対象外となる場合もある

防犯目的のフィルムは、省エネ目的の補助金制度(断熱改修など)の対象外になることが多いです。補助金利用を検討している場合は、目的や制度条件を確認しておくことが大切です。

DIYで防犯フィルムを施工する際の
5つのポイント

①貼り付け前の下準備
(ガラス清掃・水貼り)

施工の仕上がりを左右するのは下準備です。ガラス面に付着したホコリや油分を取り除くために、中性洗剤を薄めた水で丁寧に洗浄します。その後、スプレーで「水貼り」用の溶液(水+中性洗剤数滴)を吹きかけると、位置調整がしやすくなります。

②位置合わせと気泡除去のコツ

フィルムを貼る際は、上部を合わせて少しずつ下に押しながら、中心から外側に向けてヘラで空気と水を押し出します。気泡が残ると見た目が悪くなるだけでなく、密着不良による剥がれの原因にもなります。

③貼った直後の乾燥時間と注意点

貼り付け直後は粘着層に水分が残るため、完全に透明になるまで数日を要します。この間は触ったり掃除したりせず、自然乾燥させることが重要です。室内温度が高すぎると乾燥ムラが起きる場合があるため注意しましょう。

④失敗しやすいパターンと防ぐ方法

よくある失敗は、寸法誤差や端部の浮きです。ガラスサイズより1~2mm小さくカットし、端まで押し込みすぎないよう施工することで、熱膨張時の浮きを防げます。

⑤プロ施工との違い・仕上がり比較

DIYでも施工可能ですが、プロ施工は気泡ゼロの均一な仕上がりが得られ、端部処理や密着度が長期的に安定します。
特にCPマーク製品など性能試験に準じた貼り方が求められる場合は、専門業者への依頼がおすすめです。

都道府県から専門業者を探す

防犯フィルムだけでは不十分?
他の防犯対策と組み合わせよう

防犯ガラスや格子、補助錠との併用効果

防犯フィルム単体では侵入を完全に防ぐことはできません。防犯ガラス・補助錠・面格子などの物理的対策を組み合わせると、侵入抑止効果が飛躍的に高まります。

外から「防犯意識が高い家」に見せる工夫

防犯シールの掲示やセンサーライトの設置など、外から見ても「警戒されている家」と思わせる工夫が効果的です。侵入者は時間のかかる家を避ける傾向にあるため、視覚的なアピールも重要です。

照明・センサーライトなどとの組み合わせ

暗がりを好む侵入者にとって、明るい環境は最大の敵です。人感センサー付きライトやタイマー照明を活用することで、留守時でも在宅を装うことができます。

防犯カメラやスマートロックとの連携

スマート防犯システムを導入すれば、リアルタイムで自宅の状況を確認し、不審な動きを検知できます。窓の防犯フィルムと合わせて運用することで、物理的+デジタルの二重防犯を実現できます。

防犯フィルムと防災フィルムの
違いを理解しよう

防犯フィルムと防災フィルムの違い

目的(防犯 vs 防災)による
厚み・性能の違い

防災フィルムはガラス飛散を防ぐための薄い構造で、強打への耐性は低いのが特徴です。一方、防犯フィルムは100ミクロン以上の厚さで構成され、侵入を遅らせることを目的としています。

防災フィルムでは侵入防止性能が
不足する理由

防災用は破片の飛散を抑える程度の粘着力しかなく、工具による繰り返しの衝撃には耐えられません。防犯目的で使用すると、クレセント周りを破壊されるリスクがあります。

誤購入を避けるチェックポイント

購入時は「防犯」「CPマーク」などの表記を確認しましょう。見た目が似ていても、防災用と防犯用では性能がまったく異なるため注意が必要です。

防犯フィルムの費用相場と
選び方のコツ

窓のサイズ・ガラス種類で変わる価格帯

一般的な腰高窓(90cm×90cm)に防犯フィルムを施工する場合、材料費+施工費で1~2万円程度が目安です。窓が大きいほどコストは上がりますが、部分施工より全面貼りのほうが費用対効果は高くなります。

CPマーク認定品の価格目安

高性能なCPマーク付きフィルムは1m²あたり7,000~12,000円前後が相場です。性能試験をクリアした信頼性の高い製品であり、耐久性・防犯性を重視する場合に選ばれています。

DIYとプロ施工の費用比較

DIYでは材料費のみで済みますが、仕上がりの差は大きく、防犯性能にも影響します。プロに依頼した場合は1窓あたり15,000~25,000円程度が目安です。貼り替え時の再利用はできないため、長期的な耐久性を考慮して選びましょう。

ランニングコスト・貼り替え時期の目安

防犯フィルムの寿命はおよそ10年です。経年劣化により透明度や粘着力が低下するため、定期的な交換が推奨されます。交換時には、ガラスやサッシの状態も併せて点検すると効果的です。

防犯フィルムが
向いているケース・向かないケース

防犯フィルムが向いているケース

防犯フィルムは、できるだけ費用を抑えて窓の防犯対策を始めたい人向きです。賃貸住宅などで窓の交換や大がかりなリフォームが難しい場合でも導入しやすく、ガラス破りによる侵入を遅らせる一定の効果が期待できるます。
また、防犯性に加えて飛散防止やUVカットなどの付加効果を重視したい人にとっても、選択肢の一つとなるでしょう。

防犯フィルムが向かないケース

防犯性を長期間しっかり確保したい人や、築年数が経過して窓やサッシの劣化が見られる住まいでは、防犯フィルムだけでは不十分な場合があります。
耐用年数が比較的短く、定期的な貼り替えが必要になる点や、補助金の対象外である点も注意が必要です。根本的な防犯性の向上を求める場合は、ガラス交換や外窓交換といった窓リフォームを検討するほうが安心につながります。

防犯フィルムは本当に最適?
窓防犯の考え方

防犯フィルムは、窓ガラスの防犯性を補助的に高める対策です。

ガラス破りによる侵入を遅らせる効果が期待できますが、万能な防犯方法ではありません。防犯対策で重要なのは、住まいの条件に合った方法を選ぶことです。窓の種類や設置環境によっては、防犯フィルムだけでは不十分なケースもあります。

マド本舗では、窓リフォームを通じて防犯性を高めるご提案を行っています。防犯フィルムで迷った段階こそ、窓そのものの見直しを含めて検討してみてください。

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