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冬の入浴に潜む危険。「ヒートショック」から命を守るための対策|維新硝子|山口市

2025年12月15日

冬の入浴中に起こるヒートショックの危険性と、脱衣所・浴室の温度差をなくすなど、命を守るための具体的な予防策を解説します。

寒さが身に染みる季節、温かいお風呂は至福の時間ですが、その陰には「ヒートショック」という危険が潜んでいます。ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下し、めまいや失神、重篤な場合は心筋梗塞や脳卒中を引き起こす現象です。実際、浴槽での溺死者数は増加傾向にあり、特に冬場の高齢者に多発しています。

 

なぜお風呂場が危険かというと、暖かい居間から寒い脱衣所、そして熱い湯船へと移動する際、短時間で身体が大きな温度差にさらされるからです。浴室や脱衣所は家の北側にあり、暖房がないことも多いため、油断できません。特に、65歳以上の高齢者や高血圧、糖尿病などの持病を持つ方は、十分な注意が必要です。

 

命を守るための予防策は、温度変化を極力少なくすることに尽きます。まず、入浴前に暖房器具を使ったり、浴槽の蓋を開けたりして脱衣所・浴室を暖めましょう。次に、湯船の温度は40℃前後のぬるめに設定し、浸かる時間は10分以内を目安とします。また、入浴前後のコップ一杯の水分補給は、血栓を防ぐために非常に重要です。食後や飲酒後の入浴は、血圧が不安定になりやすいため、避けるようにしましょう。

 

ヒートショックは「自分には関係ない」と思わず、誰にでも起こり得るものとして日頃から意識することが大切です。安全対策を習慣化し、冬のバスタイムを心身ともに安らげる時間にしましょう。

 

維新硝子では脱衣所や浴室の窓の断熱リフォームも提案させていただきますので、気になる方はいつでもご相談下さい。

 

ヒートショック対策はアース製薬さんのホームページに丁寧に紹介されていましたので、興味がある方は下記のリンクも見に行ってみてください。

 

https://www.earth.jp/ofuro/faq/017/index.html

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