ねじりまんぽ
2021年6月24日
なんの変哲もない


なんの変哲もない鉄道の下を通る背の高さほどのトンネルに見えますが、、、
明治時代の土木遺産「ねじりまんぽ」と呼ばれている建造物です。
中に入ると、 レンガが螺旋状に捻れて(ねじれて)いるように見えませんか?
1876年(明治9年)に当時の国鉄東海道線が開業した当初からあるトンネルです。
トンネルと書きましたが、正式には拱渠というレンガ造りの橋梁です。
人間目線ではトンネルですが 、列車目線では確かに橋ですよね。
高槻市梶原にある「奥田畑橋梁」で高槻まちかど遺産にも登録されています。
なぜ捻れてるのか??
下を通る道が線路に対して直交(直角に交わる)しておらず斜めに通っているためで 、
レンガを積むにあたっては直交している方が強度が高いためです。
そのため斜めに通ってる道から見ると捻れて見えます。
①の方向に対して②が直交する方向です。
今となっては全国でも20数か所しか残っていないそうで
一番有名なのは京都岡崎、桜並木と琵琶湖疎水とインクライン(傾斜鉄道)跡が通る蹴上にあります。
こちらは45度くらいの角度で下をくぐるので捻れ具合がかなり激しくなっています。
河原町から散歩がてら八坂神社、知恩院を通って歩いて行けます。
隣市の茨木市にも1か所ありますがここより角度は緩くなってます。
お近くの方は一度通ってみてはいかがですか?
ちょっと不思議な感覚になりますよ。
代表 塚本





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