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情報発信:結露についての基礎知識

2023年3月15日

情報発信 結露についての基本知識

結露とは空気中の水蒸気が水滴化したものです。

内外の温度差により、発生するもので、氷を入れたグラスに、冷えた飲み物を入れたとき、グラスのまわりについてくる水滴。あれの正体は結露となります。日常生活においてグラスの結露は机が濡れないようにコースターを敷くなどで対策すれば問題ないでしょうが、それが窓となると、また話が変わってきます。今回は結露の基礎的なことをお知らせ出来たらと思っております。

1,結露のメカニズム

 最初に記載した通り、空気中に水蒸気が発生する事で水蒸気が水蒸気でいられなくなる状態を結露といいます。結露とは水蒸気がないと発生しませんが、そもそも水蒸気は普通に生活しているだけでも発生します。料理をするため、お湯を沸かす。部屋の乾燥を防ぐため、加湿器を使用する。リビングなどで鍋料理をする。など他にも様々な理由で水蒸気は必ず発生するものです。その空気に含まれた水蒸気が温度差を感じる事で水滴化する、それを結露といい、それが室内で最も起こりえる場所が「窓」となります。 冬場ですと室内が温かく、外が寒い状態。その場合、窓近くの温度は外と内の寒暖差が一番ある場所となります。 最近の窓の性能は高く、アルミ部を減らし、樹脂を多くする事で熱還流率を下げることにより、窓そのものが冷えにくくはなってはいるものの、外と内では大きな温度差が発生している為、結露が発生してしまいます。 要するに室内の湿気が多くて、外が寒くて部屋があったかいと結露が発生するという事です。

2、結露による弊害

 水蒸気が水になるという事は、窓付近の壁紙、窓の溝、窓枠を水分で痛め、カビやダニを発生、増殖させてしまいます。それにより、カビの胞子、ダニの糞が空気中に浮遊する事で、アレルギーや喘息などの健康被害の原因となります。家の劣化、健康被害と全くと言っていいほどいい事はありません。 ですが、現実問題として結露は発生するものです。発生した結露は放置せず、窓についた水滴を雑巾などで、こまめにふき取ることを心がけましょう。

3、結露を抑える方法

 答えから先にお伝えすると結露をなくす事はできません。
結露とはうまく付き合う事しか方法はありません。ただ発生を抑止する方法はあります。 発生しにくくなる方法をここでは何点かご紹介します。

3-1:暖房器具は石油ストーブ、石油ファンヒーターではなく、エアコン、電気ストーブで暖をとる。

 結露を発生させたくないとはいえ、暖房器具を使わないという事は現実的には不可かと思われます。寒くても無理をしてしまうとそれはそれで家の中での死亡事故率No,1「ヒートショック」の原因が起こりやすい状態を生み出してしまう恐れがあります。 要は使い方次第です。 石油ストーブ、石油ファンヒーターは瞬時に室内の空気を温める事に特化しています。結露とは湿度と温度差で生じると説明した通り、室内、室外の温度差が通常時より大きく出てしまう為、更に発生しやすくなります。 これだけだとエアコン、電気ストーブも同じかと思われてしまいますが、エアコン、電気ストーブは石油ストーブ、石油ファンヒーターほど瞬時に部屋を暖める機能は低いものの、エネルギーを燃焼させる事で、熱を発生させることにより、水蒸気も発生させてしまう石油ストーブ、石油ファンヒーターよりも、比較的結露を発生させにくいと言われています。ただこれも比較的に発生しにくいというだけで、部屋の中には水蒸気がある以上、結露は発生してしまいます。

3-2:除湿機を使う。

 この方法は現実的ではないかもしれないのですが、冬場は特に乾燥しやすい為、室内の湿気を減らす事で、結露は簡単に抑制できます。ですが最初にも書いた通り、これがなぜ現実的ではないというと、この方法が湿度を取り払うことで部屋は乾燥してしまいます。冬場こそ乾燥しやすいため加湿したい。乾燥による静電気の発生を抑止したいと思うのが普通です。結露を抑制する為に、加湿してはいけない、今以上に乾燥させなければいけないという矛盾がある為、非常に厳しいやり方です。おススメしません。ただ天候が悪く部屋干しするなどの通常時より湿度が上がりやすい状態の時には使用をおススメします。

3-3:部屋の換気をする。

 寒い冬場ではつらいと思いますが、健康の為、家の為にも寒くてもこまめに換気を心がけましょう。これは窓を開けるだけではなく、部屋を閉め切るという事を無くそうという意味です。廊下とリビングの扉を開けて空気を循環させることにより部屋の湿度を下げるという事が大事になります。その点でいうならば、タンス、クローゼットも湿気がたまりやすい部分ではあるので開けておくと、ジメジメした空気を循環するだけでカビやダニの発生を抑止する事が可能です。同様に物置にしか使ってない部屋も空気が滞留していることになるので、循環が必要です。湿気は家の中を逃げますので、使っていない部屋は要注意です。使っていない部屋こそ意識的に換気しましょう。

3-4:カーテンは閉めっぱなしにしない。日中はカーテンを開けて空気を循環する。

 要するに部屋の換気と同じ理屈です。カーテン、和室などの紙張り障子など閉めっぱなしにして、そこに湿気が逃げ込むと湿度の高いジメジメした空間が出来上がってしまいます。夜中外に室内を見せない様にする通常の用途通りに、使用していただけると問題ありません。こまめに開け閉めしましょう。

3-5:部屋の内と外の温度差を下げる。

 回りくどくなってしまいましたが、結露予防に対する回答は、先ほどから羅列している「換気」と「温度差」になります。 ただ換気する事が一番いい対策になるが、冬場に窓を開けっ放しでいるなんて事は不可能といえます。 水蒸気は生活していると自然と発生する。温度差も自然と発生してしまう。自然と発生してしまうものは仕方がないので、その自然に対して対策できる商品で、結露コントロールをし、発生しにくい環境にさせる方法があります。それが「内窓」となります。 寒冷地では昔から当たり前にあった商品ですが、近年断熱性以外にも防音性や、防犯性の部分でも注目されている商材で、調べれば窓を扱うメーカーならどこでも売れ筋商品となっている商材です。今回は発生を抑止する方法の紹介であり、「内窓をつけると温度差が下がる」なぜ下がるのか、なぜ発生しにくくなるのか、をご紹介する回ではない為、それは次回の投稿に紹介しようと思います。

以上が結露に関する知識となります。
次回投稿いたしますが、対策商品である内窓が今なら国の施策で補助金が発生し、お得に取り付け可能となっております。今回の施策は今までの施策の中で最も還付率の高いと言っても過言ではなく、すぐに国の定めた金額上限に達すると思われますので結露にお困りの方は、今の間にお問い合わせのほどよろしくお願いいたします。 次回投稿予定 結露対策だけではない。「内窓のメリット」について情報発信をしたいと思います。 ご興味ある方はぜひご覧になってください。

※ 今回の記事を書くにあたって参考にした資料

㈱LIXIL 住まいと結露の豆知識
下記URLにて参考にしたカタログが閲覧できます。ご興味ある方はぜひどうぞ。

https://webcatalog.lixil.co.jp/iportal/CatalogDetail.do?method=initial_screen&catalogID=10448690000&volumeID=LXL13001&designID=newinter

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