最大４００万円のリフォーム補助金

経済産業省が管轄しているリフォーム補助金、「次世代省エネ建材の実証支援事業」に
注目しています。
この補助金は「実証支援事業」という名のとおり、お試し補助金という意味合いがあり
各メーカーが開発した高性能で工期短縮に繋がる商品を使用したリフォームに補助金を出しています。




まず一つ目は、次世代省エネ建材の実証支援事業（外断）。
外張り断熱で施工したリフォームに対して利用できる補助金で
最大４００万円と今現在存在する国の補助金では最大の補助金になります。

外張り断熱というとＬＩＸＩＬスーパーウォールリフォーム、まるごと断熱リフォームがおすすめで
弊社の取引先の地場ビルダー様の中にも加盟店になっている会社さんがあります。
家中どこにいっても暖かい環境をつくることができるリフォームで、外部から断熱工事を行いますので
外壁の張替と一緒に行うのもよいでしょう！

外から施工する断熱パネル、小屋裏や床下の断熱工事、開口部や玄関ドアなどの断熱工事を行って
家全体の断熱性能Ua値を0.5以下にすることが補助金の条件になります。

リフォーム後２０年間で削減できる光熱費は、先日あるお客様のお住いでシミュレーションしましたが
２０年間で３００万円ほど削減できる結果でした。
補助金４００万円と合わせてお得に断熱リフォームするチャンスだと思います！




二つ目は、次世代省エネ建材の実証支援事業（内断）。
内張り断熱でリフォームした場合に利用できる補助金で、
外張り断熱とは違って、リビングだけ・寝室だけとひとへやだけの断熱リフォームで
利用できるのが特色です。
しかも最大２００万円の補助金が利用出来て、今大人気の先進的窓リノベ事業とも併用が可能です。
外気に面した壁と１階床の断熱、開口部の断熱を行って、昨年弊社社員も補助金を使って
リフォームをして、冬場は耳が痛いほど寒かった住まいが暖かく快適になったと喜んでおります。

同じ断熱リフォームでもユーザー様のお悩みや状況によって
断熱リフォームの仕方や使う補助金も変わってくるんだなと思います。




この二つの補助金のデメリットは、補助金を申請する時期が決まっているということです。
昨年は、一次公募が５月８日から８月２５日が申請期間になっており、申請して交付決定後に
契約、着工になりますので、着工がおおよそ６月半ば以降になります。
また二次公募が９月８日から１１月３０日で完了報告時期も決まっているので
出来れば一次公募で申請した方が余裕があります。
補助金の活用で工期が決まってしまうことはユーザー様にとってあまりよいことではないですよね。


とはいえ、大型の補助金を利用しない手はないので、積極的にご活用をしてほしいです。
今回は超オススメ断熱リフォームの補助金をご紹介しました。
次回は、外壁や屋根リフォームと水回りリフォームで使えるオススメ補助金を
ご紹介します！