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兵庫県三田市I様邸|有効開口幅と断熱性・使い勝手をどう両立するか?(リシェント玄関引戸2)|リフォームきたむら|川西市

2026年9月11日

今回は、現地調査とお打ち合わせで「何をお伝えし、どう仕様を擦り合わせしていったのか」についてご紹介いたします。

リフォームきたむらの兵庫県三田市I様邸|有効開口幅と断熱性・使い勝手をどう両立するか?(リシェント玄関引戸2)施工事例写真1
建物
戸建て
リフォーム箇所
玄関引戸
商品
リシェント玄関引戸2
工期
1日
都道府県
  • 快適
  • 玄関ドア
  • リフォーム
  • 兵庫
  • リシェント
  • リクシル
  • LIXIL
  • 玄関引き戸
  • 勝手口ドア
 

◆ 検討していたが、中断した玄関引戸のリフォーム

 
以前、他社様で「内窓設置」と「玄関引戸交換」のリフォームをご検討されていたI様。
その際、その業者から「リフォームすると開口幅が今より狭くなります」と説明を受けたことでためらわれて、保留にされたそうです(内窓設置のみ、その業者で施工されたとのことでした)。
また、お知り合いの方が先に玄関のリフォームをされ、「開口が狭くなって少し不便になった」という話を聞いたことで、さらに工事をためらう要因となってしまったようです。
しかしその後、生活環境の変化もあり「やっぱり玄関引戸を改修する必要がありそうだ」と再度ご検討され、弊社にご相談をいただきました。
 
 
 

◆ リフォーム用玄関引戸(カバー工法)の現実と葛藤

 
弊社がお請けする玄関引戸のリフォームは、壁を壊さずに1日で施工できる「カバー工法(リフォーム用玄関引戸)」です。
費用や工期を大幅に抑えられる優れた工法ですが、既存の枠の内側に新しい枠を設置する構造上、有効開口幅(実際に人が通れる幅)が今より狭くなることは避けられません
もし「どうしても開口を一切狭くしたくない」あるいは「もう少し開口を広げたい」という場合は、壁や床を解体する大がかりな「はつり工法」が必要となります。
弊社では原則カバー工法でのご対応となるため、その点も含めてI様には最初にお選びいただくための判断材料をお伝えいたしました。
 
 
 

◆ 仕様選びで変わる「有効開口幅」とその懸念点

カバー工法で進めるにあたり、仕様の選択によって有効開口幅がさらに変わるポイントについて、念入りにお打ち合わせを行いました。
 
1. 断熱性(PG仕様)とドアストッパーによる影響
改修の大きな目的の一つが「断熱性の向上」であったため、複層ガラス(具体的にはPG仕様のLow-E複層ガラス)でお話が進みました。
しかし、メーカーの規程上、PG仕様を選ぶとガラスや枠の破損を防ぐために「ドアストッパー」の取り付けが必須となります。
このストッパーがあることで、有効開口幅がさらに数ミリ(約9mm程度)狭まってしまいます。
 
※ドライバー1本で一時的に取り外すことは可能ですが、外した状態で使用して破損した場合、メーカー保証の対象外となるリスクが生じます。
 
I様宅の既存の有効開口幅は計測値で73.5cm。
私見でもありますが、「元々そこまで広くない幅」からのさらなる狭まりになるため、少しの寸法差でも生活上の抵抗感に繋がる可能性をお伝えしました。
 
2. 屋内ハンドル(把手)と網戸の制限
「屋内側のハンドルを引手ではなく把手(握りやすいタイプ)にしたい」というご要望もよく聞きます。
ただ、把手タイプにすると反対側の建具(障子)の召合せ框部に接触するため、先述の約9mmの広がりすら確保できなくなります。
さらに、I様宅の玄関の周辺には蚊が多く、これまでも頻繁に利用されている「網戸」をリシェント玄関引戸2にも取り付ける場合、構造上、屋内側の把手タイプは選択できない旨もご説明いたしました。
 
3. 大型荷物の搬入や将来の生活変化について
 
  • 大型家電などの搬入・搬出: 稀に発生する大型物の出し入れであれば、一時的に建具(障子)を外すことで解決できます。
  • 将来的な車椅子や杖の利用: 万が一、将来介護や怪我などで車椅子や杖、介助者の補助が必要な生活になった場合、日々の出入りだけでも有効開口の狭さがストレスになるリスクがあります。
 
 
 

◆ 限られた選択肢の中で「最適なカタチ」をカタチに

 
メーカーのリフォーム用商品は、一からオーダーメイドで設計・製作する自由な商品ではありません。
そのため、サイズや規格の制限があり、お施主様のご要望を100%すべて叶えることが難しい場面もございます。
しかし、知りうる・想定されうるデメリットやリスクを事前にお伝えした上で、「何を優先し、どこで折り合いをつけるか」をお施主様と一緒に考えることが何より大事だと思っています。
最終的にご提案内容と寸法変化の理由にご納得していただき、工事を進めさせていただくこととなりました。
I様、この度は大切な玄関工事を弊社にお任せいただき、誠にありがとうございました。

施工前

Before

リフォームきたむらの兵庫県三田市I様邸|有効開口幅と断熱性・使い勝手をどう両立するか?(リシェント玄関引戸2)の施工前の写真1
商品名:YKK 高級玄関引戸 (シリーズ名は不明だが、「冴」と思われる)

枠:2枚建戸

 

設置方位:南東向き

 

 

立地の条件もあってか、玄関引戸の表面の傷み等は気になる程ではなく、築年数から考えるとキレイと思いました。

施工後

After

リフォームきたむらの兵庫県三田市I様邸|有効開口幅と断熱性・使い勝手をどう両立するか?(リシェント玄関引戸2)の施工後の写真1
商品名:リシェント玄関引戸2

基本仕様:PG仕様

商品色:槇調

枠:2枚建戸

障子:P16型 (Low-Eガラス)

外部納まり:外額縁75

内部納まり:内額縁大

ハンドルセット:A3A型

 ・屋外側:引手 / 屋内側:引手

シリンダーセット:DN(ディンプル)キー

網戸:中桟付き

など   

 

 

 

2026.07.01 施工

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