兵庫県神戸市西区A様邸|大和ハウスの玄関ドア改修|「開口幅が狭くなる」お悩みをどう解決したか|リフォームきたむら|川西市
2026年6月20日
片開きタイプの既存の玄関ドアを、リフォーム用玄関ドア(リシェント玄関ドア)に改修する際、私たちが気にするポイントがあります。それは「有効開口幅(実際に通れる幅)」です。 今回は、神戸市西区のA様宅での施工事例をもとに、この問題にどう向き合ったかをご紹介します。
◆ A様のお悩み:他社で知った「リフォームすると狭くなる」という事実
大和ハウス(ハウスメーカー)の片開き枠タイプの玄関ドアをお使いだったA様。古くなってきたため交換を検討されていましたが、一つ大きな抵抗を感じておられました。
それは、「現在のドア幅より狭くなってしまう」ということ。
以前、他社さんで現地調査と見積りをしてもらった際にその説明を受け、悩んでいるうちに、そのまま月日が流れてしまったという経緯をお持ちでした。
しかし、老朽化も気になるため再検討され、弊社にお問い合わせをいただきました。実はこの「幅が狭くなる」という問題は、片開きタイプの改修においてお客様がよく気にされる点であり、私たち施工側も意識するポイントです。
◆ なぜリフォームすると玄関が狭くなるのか?
私どもが扱う「LIXIL リシェント玄関ドア」は、いわゆるカバー工法と呼ばれるリフォーム専用のドアです。
既存のドア枠を残し、その内法(うちのり:枠の内側の寸法)に新設の枠を取り付けます。そのため、構造上、既存の開口幅や高さが一回り狭くなるのは避けられません。また、既存の下枠(沓摺:くつずり)の収まり具合によっては、玄関フロアに小さな段差が生じてしまう場合も多いのが実情です。
こうした短所はあるものの、カバー工法には「壁を壊さないため、工期や費用を大幅に抑えられる」という非常に大きな魅力があります。
◆ では、なぜ壁を壊さないといけない枠があるのか?
新築時の玄関ドア枠は、壁を起こす前にあらかじめ躯体(骨組み)に固定され、その後に壁が作られています。つまり、枠が壁に埋め込まれた状態になっているのです。そのため、この枠を完全に撤去しようとすると、どうしても周りの壁を壊す必要が出てきてしまいます。
◆ 今回の工夫:既設枠の一部切断とリスクへの備え
「壁を壊さずに、既存の枠の一部を切断すれば、その分開口を拡げられるのでは?」
勘の良い方なら思いつくかもしれません。今回、A様宅で採用したのがまさにこの方法です。しかし、これには難しさがあります。「どの位置まで切断するか」です。
安易に判断して切断してしまうと、枠の強度が落ちたり、新しいリシェント枠を固定するための下地がなくなってしまったりするリスクが生じます。
そこで今回は、事前にしっかりとした補強部材を準備し、現場で想定外の事態が起きても対応できるよう、その他の部材も万全に揃えて工事に挑みました。
【施工の結果】 慎重に作業を進めた結果、A様にもご納得いただける「最小限の狭まり」に抑えて新しいドアを収めることができました。全体の改修工事費も40万円弱に収まり、大変喜んでいただけました。
◆ 最後に
リフォーム用玄関ドアには構造上の制限がありますが、現場の状況に合わせた事前の準備と工夫次第で、そのデメリットを最小限に抑えることは可能です。
「我が家のドアもリフォームできるかな?」「できるだけ幅を狭くしたくない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。それぞれの建物の特性に合わせた最適な方法を丁寧にご提案いたします。
施工前
Before
基本仕様 :アルミ仕様相当 (本体〈扉〉=断熱材なし/ガラス=単板ガラス)
枠タイプ:片開き
大和ハウス (ハウスメーカー)の西向きの玄関ドア
施工後
After
基本仕様:断熱仕様〈k4仕様〉
商品色:クリエモカ
枠タイプ:片開き
本体 (親扉):G15型
ハンドル:S3A型
・S型ハンドル/シルキーマットブラック
・室外:一般仕様/室内:アルミ仕様
ロック:FamiLock 基本プラン (電池式)
・タグキーセット (標準キー収納リモコンなし)
・屋外リーダー:通常仕様
外部納まり:外額縁 75
内部納まり:内額縁 大
2026.05.09 施工
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