【窓の冷気対策】アルミから樹脂サッシで快適に!腰壁を高くして断熱性アップ
2025年6月27日
窓からの冷気対策として最も効果的な「アルミサッシから樹脂サッシへの交換」と、 さらに断熱効果を高める「窓の高さ変更」をされた事例をご紹介

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「窓からの冷気が気になる…」
もしそう感じているなら、それは窓の断熱性能が低いことが原因かもしれません。
特に築年数が経過した住まいでは、アルミサッシの窓が多く使われており、
これが冷気の侵入源となっているケースが少なくありません。
この記事では、
窓からの冷気対策として最も効果的な「アルミサッシから樹脂サッシへの交換」と、
さらに断熱効果を高める「窓の高さ変更」で、
快適な住まいになったリフォーム事例について詳しく解説します。
窓からの冷気は「アルミサッシ」が原因かも?
現在の日本の住宅で最も普及しているサッシは、実は「アルミサッシ」です。
アルミは軽くて丈夫、加工がしやすいというメリットがある一方で、
熱を伝えやすいという大きなデメリットがあります。
外気温が低い時期には、冷たい外気がアルミサッシを通して室内に伝わり、
窓の表面温度が低下します。
この冷たい窓が、室内の暖かい空気を冷やし、
不快なコールドドラフト(冷気の下降流)を引き起こします。
窓の近くに行くとひんやり感じるのは、このコールドドラフトが原因です。
窓からの冷気対策は「樹脂窓EW」への交換が断然おすすめ
窓からの冷気を根本的に解決したいなら、
アルミサッシから「樹脂窓EW」への交換が最も効果的です。
樹脂サッシは、その名の通り「樹脂(プラスチック)」でできています。
この樹脂は、アルミと比較して熱の伝わり方が約1,000分の1と非常に低いため、
外の冷気を室内に伝えにくく、高い断熱性能を発揮します。
樹脂サッシに交換することで、以下のようなメリットが得られます。
-
劇的な断熱性向上!冬は暖かく夏は涼しい
窓からの冷気侵入を大幅に抑制し、室内の熱を逃がしません。
これにより、冬は暖房効率が向上し、夏はエアコンの効きが良くなり、
一年中快適な室温を保てます。 -
結露の発生を抑制
窓の表面温度が下がりにくいため、空気中の水蒸気が結露しにくくなります。
結露によるカビやダニの発生も防ぎ、健康的な住環境に貢献します。 -
光熱費の削減
暖房や冷房の使用量を抑えられるため、
電気代やガス代といった光熱費の大幅な削減が期待できます。 -
防音性能の向上
樹脂サッシは気密性が高いため、外からの騒音も軽減し、
静かで落ち着いた室内空間を実現します。
初期費用はかかりますが、長期的に見れば光熱費の削減や快適性の向上により、
十分に元が取れる投資と言えるでしょう。
さらに、今なら、補助金でお得に樹脂サッシへのリフォームが可能です!
さらに断熱効果アップ!窓の高さ変更で「腰壁」を活かす
窓からの冷気対策にはもう一つ、非常に有効な手段があります。
それは、窓の高さを見直すことです。
窓下からの冷気が気になる場合、
窓の高さを上げ、その分「腰壁」を高くすることも有効な断熱対策になります。
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腰壁の断熱効果
壁は窓に比べて断熱性能が高いため、
窓の面積が小さくなり、壁の面積が増えることで、部屋全体の断熱性が向上します。 -
コールドドラフトの抑制
窓の面積が小さくなることで、
窓から発生するコールドドラフトの影響を受けにくくなり、足元の冷えを軽減できます。 -
家具配置の自由度アップ
腰壁が高くなることで、窓下に家具を配置しやすくなるなど、
インテリアの自由度も高まります。リフォームで簡単実現!「はつり工法」で外窓を交換
「でも、窓の高さ変更なんて大掛かりなリフォームになるのでは…?」
と心配されるかもしれません。
でも、ご安心ください! -
比較的簡単なリフォームで窓交換することが可能なんです。
窓の高さ変更を伴うサッシ交換は、一般的に「はつり工法」と呼ばれる方法で行います。
はつり工法とは、
既存の窓枠やその周囲の壁を一部取り壊し、新しい窓を設置する方法です。このはつり工法を用いることで、窓の高さだけでなく、
窓の幅やデザインも自由に変更できるため、
現在の生活に合ったより快適な生活空間を実現できます。掃き出し窓は、下から風が入ってくるため、腰壁を300mm程度上げ、
サッシの高さを300mmほど高さを上げたものを取付しました。
これで下部からの冷気は抑えられ、不快な隙間風や寒さを改善できます。
これらの対策は、住まいの断熱性能を大幅に向上させ、快適な室内空間を実現します。
さらに、結露の抑制や光熱費の削減、防音性能の向上といった様々なメリットもあります。「もう窓からの冷気に悩まされたくない!」とお考えの方は、
ぜひ一度、マド本舗杉山ガラスまでご相談ください。
お住まいに最適な窓の断熱対策をご提案いたします。
施工前
Before



リビングの大きな掃き出し窓は、窓下からの冷気も気になっていらっしゃいました。
施工後
After



リビングの掃き出し窓
窓下からの冷気を防ぐため、腰壁を300mmほど高さを上げて造作し、窓の高さを上げました。
腰壁を作る必要があったので「はつり工法」で窓交換を行いました。
小窓
引き違い窓から、「横すべり出し窓」へ交換しました。
引き違い窓よりも気密性が高く、窓を開けた際に、開いたガラス面が庇(ひさし)のような役割を果たすため、多少の雨であれば室内への吹き込みを抑えながら換気ができるメリットがあります。
全部で5箇所の窓交換を行いましたが、
掃き出し窓以外の窓は、「カバー工法」で行なっています。
外壁を壊さずに窓を交換できるため、工期が短く窓を新しくできるメリットがあります。
窓の断熱性能が上がり、冷気のお悩みを解決することができました。
窓の断熱性能が上がると、夏の暑さも軽減できます。
夏本番をこれから迎えますが、今年の夏は涼しさも実感していただけると思います。


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