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内窓ついているから大丈夫とは限りません

2025年6月21日

「窓の断熱」という考え方が出始めたのはここ40年くらいの話ですが、出始めの商品と現行商品では性能が全く違います！

建物

戸建て

リフォーム箇所

窓

商品

内窓（インプラス）

工期

１日

都道府県

北海道

地域

苫小牧市

断熱

内窓
内窓がついているのに寒い
断熱
寒さ対策
隙間風

45年前（1980年）のサッシのカタログを見ると、
↓こんな、アルミ製の引き違い窓だらけ。

下川原アルミ工業の内窓ついているから大丈夫とは限りませんの施工事例詳細写真1

1982年のカタログで、二重サッシ（外窓と内窓のセットになった窓）
がでてきますが、それもガラス1枚の仕様。
カタログの目次も「アルミサッシ」のみです。

下川原アルミ工業の内窓ついているから大丈夫とは限りませんの施工事例詳細写真2

1985年（40年前）頃から各メーカーで樹脂サッシや複層ガラスの登場です。
こちらは1988年頃のカタログですが、
「防音・断熱サッシ」という項目ができました！

下川原アルミ工業の内窓ついているから大丈夫とは限りませんの施工事例詳細写真3

そこから年々進化をしていっているので、
今ついている内窓を取り替えるだけでも、
体感は違いますよ。

施工前

Before

今回のお客様のおうちは、
木製の内窓がついて、二重にはなってはいますが、
外窓も内窓も、ガラス1枚（単板）仕様。

寒さが気になる
トイレと台所の内窓を取り替えることにしました。

施工後

After

補助金対象の
複層ガラス（ガラス２枚を合わせた）仕様の内窓です。

今主流の内窓は、
ガラス自体も断熱性のが高い
「Low-E（ローイー）ガラス」。
空気層（ガラスとガラスの間）には
「アルゴンガス」という
熱伝導性が低いガスが注入されており、
断熱効果が高くなっています。

木枠に合わせて木目調の色にすることもできますが、
あえての「白」をご選択されました。
雰囲気が明るく感じますね。