夏こそ遮熱対策!Low-E複層ガラスの実力とは?
2025年5月10日
遮熱タイプのLow-Eガラスの構造と効果を、夏対策としてわかりやすく解説
目次
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1.はじめに:夏の暑さと「窓」の関係
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2.Low-E複層ガラスとは?
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3.遮熱タイプLow-Eガラスの構造と特徴
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4.遮熱Low-Eガラスがもたらす4つのメリット
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5.一般的な窓との違いとは?
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6.導入時の注意点と選び方のポイント
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7.まとめ:夏を快適にするためのガラス選び
1. はじめに:夏の暑さと「窓」の関係
夏の室内がなぜこれほど暑くなるのか――その主な原因は「窓」から入り込む日射熱にあります。
住宅における熱の出入りは、窓が最も多く、全体の50〜70%を占めるとされており、特に大きな開口部を持つ住まいでは影響が顕著です。
冷房をつけてもなかなか涼しくならない、窓際が異様に暑いと感じたことがあるなら、それは窓の遮熱性能が不足しているサインかもしれません。
そんな悩みを解消してくれるのが、「遮熱タイプのLow-E複層ガラス」です。
2. Low-E複層ガラスとは?
「Low-E」とは「Low Emissivity(低放射)」の略称で、熱を反射する特殊な金属膜をガラスにコーティングしたものです。
このLow-Eガラスを含めた2枚以上組み合わせた複層ガラスにすることで、さらに高い断熱・遮熱効果を発揮します。
Low-E複層ガラスには大きく2種類があります:
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遮熱タイプ:夏の強い日差しを反射して、室内の温度上昇を防ぐ
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断熱タイプ:冬に室内の暖気を逃がしにくく、暖房効率を上げる
本記事では、特に夏向けの遮熱タイプに焦点を当てて解説していきます。
3. 遮熱タイプLow-Eガラスの構造と特徴
遮熱タイプのLow-E複層ガラスは、外側のガラス(中空層側)に金属膜をコーティングしており、この膜が日射熱(主に赤外線)を反射する役割を担っています。
構造は以下のようになっています:
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外側ガラス(Low-E金属膜付き)
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中間の空気層またはアルゴンガス層
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内側ガラス
この中間層にアルゴンガスを封入することで、空気よりも熱の伝わりをさらに抑えることができ、断熱性も向上します。
4. 遮熱Low-Eガラスがもたらす4つのメリット
① 冷房効率アップ
太陽からの熱を室内に入れにくくすることで、室温上昇を抑制。冷房効率が向上し、エアコンの稼働も軽減されます。
② 光熱費の削減
冷房効率が良くなることで、消費電力が減少し、電気代を節約できます。初期コストが高めでも、長期的には経済的です。
③ 室内の快適性向上
直射日光による窓際の不快な暑さが軽減され、部屋全体が快適な温度に保たれやすくなります。家具や床材の日焼け・色あせも防ぎます。
④ 紫外線のカット
遮熱タイプのLow-Eガラスは紫外線(UV)も約80%以上カットできる製品が多く、肌や目の保護、インテリアの劣化防止にも役立ちます。
5. 一般的な窓との違いとは?
特徴 | 一般的な単板ガラス | 遮熱Low-E複層ガラス |
---|---|---|
遮熱性 | 低い | 高い(日射熱50%以上カット) |
冷房効率 | 悪い | 良好 |
紫外線カット | 約30〜40% | 約80%以上 |
結露防止 | ほぼなし | あり |
価格 | 安価 | やや高め |
初期費用は高く感じるかもしれませんが、快適性の向上と冷房費削減により、長期的には十分に費用対効果が見込めます。
6. 導入時の注意点と選び方のポイント
◆ 寒冷地には断熱タイプを
遮熱タイプは夏に有効ですが、冬も日射熱をカットしてしまうため、寒冷地や日差しの少ない地域では「断熱タイプ」を選ぶのが適切です。
◆ サッシの材質にも注目
ガラスの性能を最大限に活かすには、樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシとの組み合わせが望ましいです。
アルミサッシは断熱性が低く、ガラスの効果が十分に発揮されにくいため注意が必要です。
◆ 補助金制度を活用しよう
高性能な窓の導入には、国や自治体の補助金制度が使える場合があります。
工務店やリフォーム会社に相談しながら、予算内で最適な選択肢を探すのがおすすめです。
7. まとめ:夏を快適にするためのガラス選び
遮熱タイプのLow-E複層ガラスは、夏の暑さを和らげ、冷房効率を高める非常に効果的な窓材です。
日射熱や紫外線をカットし、快適な室内環境を実現できるだけでなく、光熱費の削減にもつながります。
特にこれから家を建てる・リフォームする方にとって、「窓選び」は快適な住まいづくりの鍵となる要素です。
ぜひ、遮熱性能の高いLow-E複層ガラスを検討してみてください。
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