内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額

2023年2月16日

LIXILの内窓「インプラス」を取付ける場合、ガラスの組み合わせによって補助額が変わります！

>>【先進的窓リノベ事業2024】について情報を更新しましたので
こちらのページをご覧ください。

内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真1

先進的窓リノベ事業の詳細が徐々にハッキリしてきましたが、使用するガラスの種類によって貰える補助金の額が変わります。

ちょっとややこしいのですが、分かりやすく説明させていただきます。

LIXILの内窓「インプラス」に限った内容になります。

「先進的窓リノベ事業」では、製品の熱貫流率によって補助額が3つのグレードに分かれていると何度かお伝えしてきましたが、窓の形状とガラスの組み合わせでグレードが【A】になるか【S】になるか変わるようです。
内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真2

内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真2

○窓の形状：
LIXILの内窓「インプラス」では、窓の形状が【引違い窓】【FIX窓】【開き窓】【テラスドア】の4種類あります。
内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真3

○ガラスの種類：
「インプラス」で使用出来るLow-E複層ガラスは「グリーン（高遮熱仕様）」と「クリア」の2種類。
内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真4

引違い　or　FIX　or　開き窓　or　テラスドア
×
Low-Eグリーン or Low-Eクリア or 一般複層
×
透明ガラス or 型ガラス or フロスト

以上で28通りの組み合わせがあります。

簡単にまとめた表は以下の通り
内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真5

内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真5

●開き窓、テラスドアはガラス仕様にかかわらず全て【Aグレード】

●開き窓とFIX窓は一般複層でも【Aグレード】で申請可

●引き違い窓はガラスの仕様の組み合わせで【A】だったり【S】だったりします。

※注意！勝手口ドア等の内外に開閉ハンドルがある場合、テラスドアを取付けても補助の対象外とのこと。

引き違い窓が一番需要が多いと思うのですが、一番ややこしい事になっています😅

弊社でお客様に補助金の額の計算をしてご提示する際も気をつけて計算しないと、と思った次第です。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
実際の補助額はいくらになるか、ですが、それぞれ面積が大中小と金額が分かれていますので、実際の補助金額は窓の開口面積を測らないと出てきません。

面積は
窓の開口高さ（単位mm）×窓の開口幅（単位mm）÷1000000＝○○㎡として計算できます。

大：2.8㎡以上
中：1.6㎡以上2.8㎡未満
小：1.6㎡未満

となります。

使用するガラスの種類からAグレードになるか、Sグレードになるか判明したら、面積から金額を割り出しましょう。
※あくまで目安としてお考えください。実際に性能証明書を提出して申請するまで金額は確定しません。
内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真6

内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真6

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

※一般複層の引き違いや単板ガラスの内窓だと「先進的窓リノベ事業」では申請出来ません。「こどもエコすまい支援事業」からの申請になります。

※また、既に外窓にLow-E複層ガラスが入っている所には熱割れのリスクがあるためLow-E複層ガラスの内窓を入れる事はメーカー非推奨となります。

そういえば、「最大で200万円の補助金！」とメーカーでは宣伝していますが、200万円の補助金を受け取るには400万円前後の一時的なお支払いが必要になるんですよね･･･
窓の多さも必要だし、最大額の補助金をもらえるお家はあるのでしょうか🤔

内窓インプラスを取付けた場合の「先進的窓リノベ事業」で貰える補助金額タンノサッシのブログ写真7