★ちょっと気になるお金の話★

6月の施工事例で紹介した福岡市のお客様とお話しする機会があったので紹介します。
https://www.pattolixil-madohonpo.jp/shop/fukuoka/mh000259/photo/18459


今回は浴室暖房乾燥機についてのお話ですが、実はこのお客様は内窓も付けられています。
ちょうど内窓の納期が一番長かった4月にご契約、内窓納品まで3ヶ月お待ちいただきました。
そのころは「先進的窓リノベ事業」の予算の動向が不明で、5月末には予算が枯渇するのではという噂で、
業界は振り回されておりました。
それなら予約申請をしておこうとなり、梅雨時期とも重なり、
奥様がかねてより悩んでいた洗濯物を何とかしようと、浴室暖房乾燥機の工事に踏み切ったわけです。
予約申請の為の工事ではありましたが、「こどもエコすまい支援事業」子育て対応改修の

家事負担の軽減に資する住宅設備の基準に該当したため、補助金の申請も致しました。
補助金額21000円交付決定いたしております。


気になる浴室暖房乾燥機(100V)のランニングコストについて伺いました。

家族構成は・・・4名家族　子ども2人学生
一日の洗濯量・・6キロ(2/3量)で2回
浴室暖房乾燥機・深夜に5～6時間使用　日曜日は外干し
浴室の広さ・・・1.25坪サイズ
オール電化住宅

浴室暖房乾燥機は最大1650w/ｈと記載があり、
実際に平均すると前年度より約200kw/月程電気の使用量が増えているそうです。
ざっくり計算すると月に3000円、1日100円程度ということになります。
ネット等で検索すると、洗濯乾燥機と浴室暖房乾燥機を比較した記事がたくさん出てきます。
浴室暖房乾燥機については、おおむね今回のお話と合致しておりました。
やっぱり興味がある人多いですね。


月3000円、1日100円のコストを高いなと思われるか、許容範囲と思われるかは、
やはりライフスタイルが一番関係あるのかなと感じます。

今回のお客様は共働きです。
お子様たちも部活があったりで帰宅時間も遅いため、
洗濯物を取り込むのも夜になってしまうため、ずっと部屋干しでいした。
お子様たちもまだ学生で、家族の入浴が比較的まとまった時間帯に終わる
というのも実は大きなポイントです。
夜勤等があると入浴時間が定まらないため、浴室暖房乾燥機は使いづらくなります。


また環境はどうかというと、
ベランダには屋根がなく、急な雨に対応できませんでした。
(弊社はテラスも取り扱っておりますのでお気軽にご相談下さいませ★)
脱衣所が狭くドラム式洗濯乾燥機をおくスペースがありませんでした。


ライフスタイルと環境をふまえ
浴室暖房乾燥機を選ばれ、このお客様はとても満足しています。
ランニングコストも許容範囲内とのことでした。
満足ポイントを教えていただきました。

①翌朝には洗濯物が乾いているのがうれしい。
⓶一度に全部の洗濯物が乾いている。
③洗濯物を干すときに、日焼けを気にしなくていい。
（いちいち帽子をかぶったり日焼け止めを塗るのが面倒だった）
④洗濯物に虫がつかない。
⑤花粉や黄砂がつかない。
⑥乾燥が強すぎないので縮まない。
⑦浴室の中も乾いている。


だそうです。
ほんとに家事負担が軽減されたと喜ばれています。
あと以前はリビングに洗濯ものを干していたため、見た目や湿気が不快だったそうです。

ご興味のある方はこちらを読まれてみて下さい
https://www.lixil.co.jp/square/articles/160/

リフォームでお客様の住まいの価値を高められたらうれしいなと思いつつ業務に励む毎日です。

住宅省エネ2023キャンペーンの「先進的窓リノベ事業」もいよいよ佳境に差し掛かってまいりました。
来年度も同事業は継続されますので、詳しい事がわかり次第情報発信いたします。