帰宅途中

救急車がたて続けに2台通り、停車して譲る。
よく見ると「若狭消防」の表記。若狭消防と云えば、今通りかかった場所から
60ｋｍ以上先の消防署なので「どうしてだろう？」疑問を抱き帰宅し、主人に尋ねる。
　
能登地震の傷病者を自衛隊のヘリコプターで春江空港まで運び
そこで救急車に乗せて、福井県内の各病院へ転送しているとの事。
各所予備の救急車と急遽の人員配置をして対応してるらしいが、
福井の病院も満床の懸念も無きにしも非ず。
　
自衛隊のヘリコプターのスゴイ所も教えてくれた。
１５名の傷病者を臥位（がい）または仰臥位（ぎょうがい）または側臥位（そくがい）のまま
搬送する事が可能。迅速な救急活動の仕組化に感心し、様々な方々に感謝するばかり。
　
そう思いながら、普通に生活する事を続ける事も大切だと私は思う。
今慌てて会社を辞めたり、休んでまで個人の判断でボランティア活動に行かないくても良いし
体制が整って要請が有れば、参加すれば良い。人員不足は明らかな事実。しかしながら。
　
個人の判断で無計画に現場に向かっても、自分の家族や周りの方に結局のところ現場に迷惑をかけるだけ。
それを分かってて行動する方が一定数居るのを見聞きしてしまうのも、胸が痛い。
色々な意見が有るのは当然至極、故に。
自分自身も判断を違わぬよう、言動には注意しようと心掛ける、今日この頃。
　
風邪のようなモノも蔓延しております。
皆様お体ご自愛下さい。