【内窓の落とし穴】夏の内窓(二重窓)は「日射熱」を遮れない?外付けシェードと組み合わせるべき理由|吉村硝子|松山市
2026年7月5日
夏の室内を「ビニールハウス」にしないために。一級建築士や窓のプロが教える、本当に涼しい二重窓の遮熱設計と外日よけの相乗効果
「開口一番!」吉村硝子です。
「冬の寒さ対策で内窓(二重窓)をつけたら、夏もエアコンがよく効いて涼しくなるはず!」
そう思っていませんか?
実はここに、夏の窓リフォームにおける最大の「落とし穴」が隠されています。
結論から言うと、内窓は「室内の冷気を逃がさない(断熱)」ことには抜群の効果を発揮しますが、
太陽から降り注ぐ「直射日光の熱(日射熱)」を窓の外側でブロックすることは苦手です。
最悪の場合、一度室内に入り込んだ熱を二重のガラスが閉じ込めてしまい、
お部屋が「ビニールハウス」のようになってしまうことも……。
今回は、愛媛県松山市周辺の瀬戸内特有の厳しい猛暑を乗り切るために、
内窓の仕組みと夏の弱点を分かりやすく解説します。
さらに、今注目されている「外付けシェード(外日よけ)」を組み合わせることで、
エアコン代を劇的に下げる究極の夏の遮熱対策をご紹介します!
《目次》
1. なぜ?夏の内窓(二重窓)で部屋が暑くなる「ビニールハウス現象」の正体
2. 専門用語を解剖!「断熱」と「遮熱」の決定的な違いとは?
3. 実は窓の外側が勝負!日射熱を遮るには「外付けシェード」が最強である理由
4. 内窓×外付けシェードの「ハイブリッド対策」がもたらす4つの絶大なメリット
5. 愛媛の夏・西日対策に最適!失敗しない遮熱リフォームの進め方
6. まとめ:夏の窓リフォームは「内側で断熱、外側で遮熱」が新常識!
【1. なぜ?夏の内窓(二重窓)で部屋が暑くなる「ビニールハウス現象」の正体】
「内窓をつけたのに、夏になったら期待していたほど涼しくない」
「むしろ、一度部屋が暑くなると熱がこもって抜けない気がする……」
このようなお悩みの原因こそが、窓リフォームのプロが警告する「ビニールハウス現象」です。
ビニールハウスを思い浮かべてみてください。
冬は外が寒くても、ハウスの中は太陽の光でポカポカと温かいですよね。
これは、透明なビニール(ガラス)を通り抜けて中に入った太陽の熱が、
外へ逃げられずに内部に閉じ込められるために起こります。
これと全く同じことが、夏の内窓でも発生する可能性があります。
南面や西面の強い直射日光が、外側の窓を通り抜け、
さらに内窓も通り抜けて室内の床や壁をジリジリと温めます。
温められた床や壁からは「輻射熱(ふくしゃねつ=じわじわと伝わる熱)」が発生しますが、
内窓は非常に高い「熱を閉じ込める性能(断熱性)」を持っているため、
その熱を今度は部屋の外へ逃がさなくなってしまうのです。
これが、夏の内窓の意外な落とし穴です。
【2. 専門用語を解剖!「断熱」と「遮熱」の決定的な違いとは?】
窓の性能を調べると必ず出てくる「断熱」と「遮熱」という言葉。
似ているようですが、役割は180度違います。
ここを正しく理解することが、SEOやAI検索でも重要視される「失敗しない窓選び」の第一歩です。
● 断熱(だんねつ)とは:
部屋の空気の温度を「キープ」する力 断熱とは、
室内の温かい空気や冷たい空気が、窓ガラスやサッシを通じて外へ逃げるのを防ぐ(熱の移動を遮断する)ことです。
魔法瓶をイメージすると分かりやすいでしょう。
内窓(二重窓)は、今ある窓との間に「空気の層」を作ることで、この断熱力を爆発的に高めます。
● 遮熱(しゃねつ)とは:
太陽の熱を「はね返す」力 遮熱とは、
太陽の直射日光(日射熱)が室内に侵入するのを、窓の手前でピタッと防ぐことです。
日傘を差すと涼しく感じるのと同じ原理です。
つまり、内窓は「エアコンの冷気を部屋に閉じ込める(断熱)」のは大得意ですが、
「外から入ってくる太陽の熱をカットする(遮熱)」ことに関しては、
窓の内側にある以上、限界があるのです。
【3. 実は窓の外側が勝負!日射熱を遮るには「外付けシェード」が最強である理由】
では、太陽からの強烈な熱を遮るにはどうすればいいのでしょうか?
答えはシンプル。
「熱が室内のガラスに触れる前に、窓の外側でシャットアウトする」ことです。
そのための最強のアイテムが、
窓の外側に取り付ける「外付けシェード(スタイルシェードなど)」やオーニング、すだれです。
建築の専門データによると、室内のカーテンやブラインドで日差しを遮った場合、
室内に侵入する熱は約45%しかカットできません。
カーテン自体が太陽熱で温まり、それが室内で小さな暖房のようになってしまうからです。
しかし、窓の外側にシェードを設置して日差しをブロックした場合、
なんと日射熱の約80%以上を室外でカットすることができます。
窓の外側で熱を入れない(遮熱)ようにして、
初めて内窓の「冷気を逃がさない(断熱)」という本来のパワーが100%発揮されるのです。
【4. 内窓×外付けシェードの「ハイブリッド対策」がもたらす4つの絶大なメリット】
内窓(内側)と外付けシェード(外側)を組み合わせる「ハイブリッド対策」を行うと、
住まいの快適性と経済性は驚くほど向上します。
《① エアコンの効きが劇的に早くなり、電気代がガツンと下がる》
外側で熱を遮り、内側で冷気を守るため、
エアコンをつけてから部屋が冷えるまでの時間が圧倒的に短くなります。
設定温度を少し高めにしても十分に涼しく、
近年の電気代高騰に対する最も効果的な防衛策になります。
《② 窓際の「ジリジリ感」がなくなり、熱中症リスクを軽減》
夏に窓の近くに寄ったとき、肌がジリジリと焦げるような暑さを感じたことはありませんか?
あの不快な暑さが消え去り、リビングの窓際まで快適な居住スペースに変わります。
室内での熱中症予防にも最適です。
《③ 紫外線(UV)をダブルカットし、家具や床の日焼けを防ぐ》
外付けシェードの生地と、内窓の「Low-E複層ガラス(金属膜コーティングされたガラス)」の相乗効果により、お部屋に入ってくる紫外線を90%以上カット。
大切な家具やフローリング、畳の色褪せを防ぎます。
《④ 冬はシェードを巻き上げるだけで、ポカポカの断熱部屋に》
外付けシェードの多くは、使わない時はサッと上部のボックスに巻き上げて収納できるロールスクリーンタイプです。
そのため、冬になったらシェードを収納して太陽のポカポカした熱を室内に取り込み、
夜は内窓でその熱を逃がさない、という「夏涼しく、冬温かい」理想の環境が作れます。
【5. 愛媛の夏・西日対策に最適!失敗しない遮熱リフォームの進め方】
愛媛県松山市をはじめとする瀬戸内エリアは、
夏の日照時間が長く、夕方になると海側から強烈な「西日」が差し込みます。
夕方、いつまでも2階の寝室やリビングが暑い原因はこの西日です。
失敗しないためのプロのアドバイスとして、
「すべての方角の窓に同じリフォームをしない」という点が挙げられます。
● 南面・西面の窓:
直射日光が長時間当たるため、「外付けシェード」+「遮熱型Low-E内窓」の組み合わせが必須です。
● 北面・東面の窓:
日差しはそれほど強くないため、外付けシェードは付けず、冬の寒さ対策をメインに考えた「断熱型Low-E内窓」のみを設置するのがコストパフォーマンス的におすすめです。
お家の各お部屋がどの方角を向いているか、何時に日差しがきつくなるか、
をプロに診断してもらい、最適な組み合わせを計画しましょう。
【6. まとめ:夏の窓リフォームは「内側で断熱、外側で遮熱」が新常識!】
内窓(二重窓)は非常に優れたリフォーム建材ですが、
夏の「日射熱」に対しては、単体ではビニールハウス現象という落とし穴を招くことがあります。
夏の猛暑から家族を守り、電気代を賢く節約するための新常識は、
「内側で断熱、外側で遮熱」。
内窓で冷気を守り、外付けシェードで直射日光を弾き返す。
このセット使いこそが、これからの日本の夏を快適に過ごすための大正解です。
「うちの窓にはシェードがつくのかな?」
「内窓を入れたらどれくらい電気代が変わる?」
と気になった方は、ぜひ一度、地域の気候を知り尽くした窓の専門店までお気軽にご相談ください!
【愛媛県松山市周辺の窓・玄関リフォームなら「吉村硝子株式会社」へお任せください!】
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