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室内ドアでどれくらい防音できる?数値と構造で見る「本当の防音性能」|吉村硝子|松山市

2026年3月14日

完全防音は無理?それでも「静かになった」と感じる理由を数値で解説

「開口一番!」吉村硝子です。
 

「室内ドアを替えれば音はどれくらい静かになるの?」
在宅ワークや家族の生活リズムの違いが増えた今、こうした疑問を持つ方が増えています。

 

結論から言うと、室内ドアだけでスタジオのような完全防音はできません。

しかし、生活音を“気にならないレベル”まで抑えることは十分可能です。

 

そのカギとなるのが、

防音性能の数値(dB)やドアの構造、そして見落とされがちな“隙間”の存在です。

 

今回は、室内ドアでどこまで防音できるのかを、わかりやすく整理します。
LIXILの室内ドアを検討している方にも役立つ、現実的な防音の考え方をお伝えします。

 

《目次》

  1. 1. なぜ「室内ドアの防音」が気になる人が増えているのか

  2. 2. 防音の基本:音はどうやって室内を伝わる?

  3. 3. 室内ドアだけで防音は可能?結論から言うと

  4. 4. 防音性能を示す「dB(デシベル)」とは

  5. 5. 一般的な室内ドアは何dBくらい防音できる?

  6. 6. 防音性能を左右するドア構造の違い

  7. 7. ドアの「隙間」が防音を大きく下げる理由

  8. 8. 引き戸と開き戸、防音に有利なのはどっち?

  9. 9. 防音ドアと通常ドアの決定的な違い

  10. 10. LIXILの室内ドアは防音面でどう考える?

  11. 11. 室内ドア防音の限界と現実的な対策

  12. 12. こんな人はドア防音を検討すべき

  13. 13. まとめ~「防音」は期待値調整が9割~

 
 

【1. なぜ「室内ドアの防音」が気になる人が増えているのか】

在宅ワーク、オンライン授業、動画配信、ゲーム、楽器練習。
住まいの中で発生する音の種類と時間帯が、この数年で大きく変わりました。

 

特に多いのが、

  • ● 「リビングの音が寝室に響く」

  • ● 「子どもの声やテレビ音が仕事の邪魔になる」

  • ● 「トイレや洗面の音が気になる」

こうした悩みの多くは、室内ドアの遮音性能と深く関係しています。

 

 

【2. 防音の基本:音はどうやって室内を伝わる?】

音は空気の振動です。

住宅内では主に次の3ルートで伝わります。

  •  
  • ● 透過音:ドアや壁を通り抜ける音

  • ● 隙間音:ドアの隙間から漏れる音

  • ● 回り込み音:廊下や天井を伝って届く音

 

この中で、室内ドアが最も影響を受けるのが「隙間音」です。

 

 

【3. 室内ドアだけで防音は可能?結論から言うと】

結論から言うと、

室内ドア単体で「完全な防音」はできません。

 

ただし、

  • ● 音を「小さくする」

  • ● 気にならないレベルまで「軽減する」

という意味では、一定の効果は十分に期待できます。

 

 

【4. 防音性能を示す「dB(デシベル)」とは】

《● デシベル(dB)とは?》

音の大きさを表す単位です。
防音性能では「どれだけ音を減らせるか」をdBで表します。

 

《● 生活音の目安》

  • ● 40dB:図書館レベル

  • ● 50dB:普通の会話

  • ● 60dB:テレビの音

  • ● 70dB:掃除機

10dB下がると、音は約半分に感じると言われています。

 

 

【5. 一般的な室内ドアは何dBくらい防音できる?】

一般的な住宅用室内ドアの遮音性能は、

  • ● 約10〜15dB程度

例えば、60dBのテレビ音が45〜50dB程度になるイメージです。

 

「聞こえなくなる」わけではありませんが、
“気になりにくくなる”レベルまでは下げられます。

 

 

【6. 防音性能を左右するドア構造の違い】

《中空構造(フラッシュドア)》

  • ● 内部が空洞

  • ● 軽くて安価

  • ● 防音性能は低め

  •  

《ソリッド構造(芯材入り)》

  • ● 内部に木質や特殊芯材

  • ● 重量があり振動しにくい

  • ● 防音性能は高め

 

防音を意識するなら、中身が詰まった構造が有利です。

 

 

【7. ドアの「隙間」が防音を大きく下げる理由】

実は、防音性能を最も左右するのはドア本体より隙間です。

  • ● 床との隙間

  • ● 枠とのクリアランス

  • ● 引き戸の構造的な隙間

  •  

たった数ミリの隙間でも、
音はほぼそのまま通過してしまいます。

 

 

【8. 引き戸と開き戸、防音に有利なのはどっち?】

《開き戸》

  • ● 枠に密着しやすい

  • ● パッキンが使える

  • ● 防音面では有利

 

《引き戸》

  • ● 構造上どうしても隙間ができる

  • ● 防音性能は低め

 

防音重視なら、圧倒的に開き戸が有利です。

 

 

【9. 防音ドアと通常ドアの決定的な違い】

防音ドアは、

  • ● 高密度芯材

  • ● 重量増

  • ● 気密パッキン

  • ● 下部の自動降下機構

などを備え、
30dB以上の遮音性能を持つものもあります。

 

ただし、
価格・重量・施工条件のハードルは高めです。

 

 

【10. LIXILの室内ドアは防音面でどう考える?】

LIXILの室内ドアは、
完全防音を目的とした製品ではありません

 

しかし、

  • ● 芯材構造の選択

  • ● 開き戸の気密性

  • ● 建具精度の高さ

により、生活音対策としては十分な性能を確保できます。

 

「静かにしたい部屋」を限定して選ぶことが重要です。

 

 

【11. 室内ドア防音の限界と現実的な対策】

室内ドアだけでできることには限界があります。

 

現実的な対策は、

  • ● 防音性能の高いドアを選ぶ

  • ● 隙間を極力減らす

  • ● 音源側の部屋を限定する

  • ● 壁・床とのバランスを見る

 

“家全体で考える”ことが防音成功の近道です。

 

 

【12. こんな人はドア防音を検討すべき】

  • ● 在宅ワークがある

  • ● 夜型と朝型が同居している

  • ● 子どもの生活音が気になる

  • ● トイレ・洗面の音を軽減したい

● ひとつでも当てはまるなら、

 

室内ドアの見直しは十分価値があります。

 

 

【13. まとめ~「防音」は期待値調整が9割~】

  • ● 室内ドア単体の防音は 10〜15dB程度

  • ● 隙間対策が最重要

  • ● 引き戸より開き戸が有利

  • ● 完全防音は別次元の対策が必要

  •  

「どこまで静かにしたいか」を明確にすることで、
後悔しないドア選びができます。

 

「思ったより音が漏れている気がする」
「ドア交換で本当に効果があるのか知りたい」

 

そんな時は、

今のドアの種類や隙間の状態を確認するだけでも、改善ポイントが見えてきます。

 

防音は“家全体のバランス”が重要です。

用途や生活スタイルに合わせた建具選びについて、ぜひお気軽にご相談ください。

 

音のストレスを減らして、もっと快適な住まいを目指しましょう。

 

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