花粉は窓からどれくらい入ってくる?本当の侵入経路とは。|吉村硝子|松山市
2026年3月1日
窓リフォームで変わる“春の室内環境”
「窓は閉めているのに、なぜか家の中でもくしゃみが止まらない…」
3月になると、愛媛でもスギ花粉の飛散が本格化します。
外出時だけでなく、室内でも花粉症の症状が出るというご相談は少なくありません。
実は花粉は、窓を開けたときだけでなく、
サッシのすきまや気圧差による空気の流れによっても侵入します。
目に見えないレベルのすきまが、春の不快感を引き起こしている可能性があるのです。
今回は、
花粉は窓からどれくらい入るのか?本当の侵入経路はどこか?を、
分かりやすく解説しながら整理します。
「対策しているのに効果を感じない」その理由が見えてきます。
《目次》
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1. 花粉はどれくらい家の中に入っているのか?
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2. 花粉の粒子サイズと窓のすきまの関係
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3. 本当の侵入経路① 窓の開閉時
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4. 本当の侵入経路② サッシのすきま
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5. 本当の侵入経路③ 換気と気圧差
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6. 「窓を閉めているのに花粉症がつらい」理由
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7. 愛媛の住宅で花粉が入りやすい窓の特徴
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8. 花粉を減らすためにできる窓対策
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9. 内窓は本当に花粉対策になるのか?
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10. まとめ~花粉は“見えないすきま”から入ってくる~
【1. 花粉はどれくらい家の中に入っているのか?】
「窓を閉めているのに、家の中でもくしゃみが止まらない」
そんな経験はありませんか?
実は、外気中に飛散している花粉のうち、ある程度は室内に侵入していると考えられています。
特に3月はスギ花粉のピーク。
愛媛県内でも花粉の飛散量が増え、窓まわりからの侵入が問題になります。
完全にゼロにすることは難しいものの、
侵入経路を理解することで、室内の花粉量を大きく減らすことは可能です。
【2. 花粉の粒子サイズと窓のすきまの関係】
まず押さえておきたいのが、花粉の大きさです。
スギ花粉の大きさはおよそ30〜40マイクロメートル(μm)。
※1マイクロメートル=1ミリの1000分の1
一方、一般的なアルミサッシのわずかなすきまは、それより大きい場合があります。
ここで重要なのが「気密性(きみつせい)」です。
気密性とは、建物にどれだけすきまが少ないかを示す性能のこと。
気密性が低い窓では、目に見えない微細なすきまから空気が出入りし、
そこに花粉も一緒に侵入します。
【3. 本当の侵入経路① 窓の開閉時】
最も分かりやすい侵入経路は、窓を開けた瞬間です。
春先は「換気のために窓を開けたい」と考える方が増えますが、
花粉の飛散時間帯(昼前後〜夕方)に窓を開けると、一気に室内に流れ込みます。
特に引き違い窓(横にスライドするタイプ)は開口面積が広く、
短時間でも侵入量が多くなる傾向があります。
【4. 本当の侵入経路② サッシのすきま】
「窓は閉めているから大丈夫」
実はそれだけでは不十分です。
古いアルミサッシでは、
● レール部分
● ゴムパッキン(気密材)の劣化
● 建付けのズレ
などによって、すきまが生じます。
このすきまから外気が入り込む際、花粉も一緒に侵入します。
特に愛媛の築20年以上の木造住宅では、
アルミサッシ+単板ガラスの組み合わせが多く、
気密性が低下しているケースが少なくありません。
【5. 本当の侵入経路③ 換気と気圧差】
意外と知られていないのが、「気圧差(きあつさ)」による侵入です。
気圧差とは、室内と室外の空気圧の差のこと。
換気扇を回すと室内の空気が排出され、室内がわずかに負圧(ふあつ)状態になります。
※負圧:外より室内の空気圧が低い状態
このとき、すきまから空気が吸い込まれ、
花粉も一緒に引き込まれてしまうのです。
つまり、
「換気=きれいな空気が入る」とは限らないのが現実です。
【6. 「窓を閉めているのに花粉症がつらい」理由】
室内花粉の原因は、窓だけではありません。
● 衣類に付着した花粉
● 玄関からの持ち込み
● 洗濯物
なども影響します。
しかし、それらに加えて
窓の気密性が低いと、常に花粉が入り続ける環境になります。
その結果、室内でも症状が出やすくなります。
【7. 愛媛の住宅で花粉が入りやすい窓の特徴】
愛媛の住宅で特に多いのが、
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● 引き違い窓が多い
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● アルミサッシ
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● 単板ガラス
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● 築年数が20年以上
という条件です。
また、春は瀬戸内特有の風向きの影響も受けます。
風が強い日は、窓まわりに花粉が集中しやすくなります。
そのため、窓の構造や劣化状況が花粉侵入量を左右します。
【8. 花粉を減らすためにできる窓対策】
今日からできる対策としては、
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● 花粉飛散ピーク時間帯の換気を避ける
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● レール部分の清掃
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● 気密材の点検
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● 網戸の目を細かいタイプに変更
などがあります。
しかし根本的な解決には、
窓の気密性・断熱性の見直しが重要です。
【9. 内窓は本当に花粉対策になるのか?】
内窓(二重窓)は、既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する方法です。
これにより、
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● すきまが二重になる
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● 気密性が向上する
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● 外気の流入が減る
結果として、花粉の侵入量を抑える効果が期待できます。
完全にゼロにはなりませんが、
室内環境は大きく改善するケースが多いのが実情です。
【10. まとめ~花粉は“見えないすきま”から入ってくる~】
花粉は、
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● 窓を開けたとき
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● サッシのすきま
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● 気圧差による吸い込み
など、複数の経路から侵入します。
特に気密性の低い窓では、
目に見えないすきまが原因で、
室内花粉量が増えている可能性があります。
「花粉は仕方ない」とあきらめる前に、
窓の状態を見直すことが、春の快適さを左右します。
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