【木造住宅の浸水対策】水害から素早く立ち直る!これからの家づくり「レジリエンス」とは?|藤野トーヨー住器 市原|市原市
2026年8月25日
令和8年8月千葉県豪雨にて被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 近年の、台風やゲリラ豪雨による水害が増加しており心配という方、ご自宅の浸水対策に関心を持たれる方が増えていると思います。
【木造住宅の浸水対策】水害から素早く立ち直る!これからの家づくり「レジリエンス」とは?
令和8年8月千葉県豪雨にて被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
幸い、私どもの会社の周辺では、たいした被害はありませんでしたが、少し離れた地区での被害に心痛めております。
このような近年の、台風やゲリラ豪雨による水害が増加しており心配という方、ご自宅の浸水対策に関心を持たれる方が増えていると思います。

水害対策というと、「家の中に絶対に水を入れない!」という鉄壁の守りをイメージしがちです。しかし、実は木造住宅の場合、外壁などで大量の水を完全にせき止めようとすると、強力な水圧によって建物自体が歪んだり最悪の場合は倒壊したりする危険性があります。
そこでこれからの木造住宅の対策として注目されているのが、「レジリエンス(しなやかな回復力)」という考え方です。
■災害のダメージを吸収し、いち早く回復する「レジリエンス」
レジリエンスとは、災害のダメージを最小限に抑え、「万が一被害に遭っても、すぐに元の生活に立ち直れる力」のことです。
強風を受け流す栁の木のように、一部の被害は受け入れつつも家全体の致命傷は避け、素早く復旧できるようにあらかじめ備えておく。これが木造住宅における最も現実的で安心な水害対策と言えます。
今回は、この「レジリエンス」を高め、被害を最小限に抑える(減災)のための、アイディアを3つご紹介します。
1.敷地境界での水の勢いを遅らせる(一時防衛線)
建物に水が到達する前に、外構(エクステリア)でワンクッション置き、水の勢いを削ぐ工夫です。
・基礎を高く設定:道路境界のブロックやコンクリート基礎を通常より数十センチ高く立ち上げます。
・フェンスの組み合わせ:その上にLIXILの「フェンスAB」などを設置。完全な止水はできませんが、急激な泥水の流入を遅らせ、床下浸水のリスクを軽減する「一時防衛線」として機能してくれます。

フェンスAB YT1型
2.暴風雨から窓を死守する
水害時は強風を伴うことが多く、飛来物で窓ガラスが割れると、そこから雨水が一気に吹き込み甚大な被害に繋がります。
・リフォームシャッターの活用:今ある窓の上から後付けできるLIXILの「リフォームシャッター」の設置がおすすめです。飛来物から窓を守り、室内への浸水・破壊リスクを大幅に下げます。
・電動タイプで安全確保:電動タイプなら、悪天候時に窓を開けずに室内からボタンひとつで開閉ができるため、急な豪雨でも安全・確実に対応できます。

3.被災後の「復旧のしやすさ」をデザインする
万が一、床下・床上浸水してしまった場合に、清掃や消毒がしやすく、生活の立て直しを早める工夫も重要です。
・1階床のタイル化:玄関ホールや土間、LDKの一部などに木質フローリングではなく、LIXILのセラミックタイルを採用するアイディアです。
・水洗いで素早く復旧:木材は一度泥水に浸かると腐食しやすく全面張り替えになることが多いようですが、タイルなら泥水を洗い流して消毒するだけで復旧できる可能性が格段に高まります。まさに「レジリエンス(回復力)」を高める工夫です。

減災対策として、万が一、浸水しても土間に土嚢を積んで床上に泥水を防ぐことができます。
水害に「しなやかに強い」家づくり
自然災害を完全にゼロにすることは難しいですが、住まいの工夫次第で被害を大きく減らし、回復を早めることは十分に可能です。「もしも」の時に備え、ご自宅の状況にあわせたレジリエンス・減災対策を取り入れてみませんか。
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